日常生活では、「手伝って。」と
言われることが沢山ありますが、
逆に「手伝いましょうか?」と言うことも
よくあると思います。
以下のようなシーンで、
あなたは何と聞くか、ちょっと考えてみてください。
◆重そうな荷物を持っている友人が、
目の前を歩いています。
「ねぇ、手伝おうか?」
これは、
★ Do you need any help?
でいいいですね。
すると友人は、「Thank you.」あるいは、
「No. I’m fine.」(大丈夫よ。)などと答えるでしょう。
「Let me help you.」でもいいですね。
以前のこの記事で、この表現は紹介しましたね。
さて以下の場合はどうでしょう。
◆運転中、一台の車が道端に停まっていました。
近づくと、困ったような顔をした女性が車の外に立っています。
「何か手伝いましょうか?」と聞いてください。
この場合は、
★ Do you need some help?
と聞いた方がいいですね。
なぜなら、明らかにその女性は困っていて、
助けを必要としているように見えるからです。
「help」の前に、「any」をつけるか、
「some」をつけるかどうかは、その場の状況、
聞き手の期待値によって変わってきます。
質問する人が、相手は多分「Yes.」と言うだろうなと
思うときには、「some help」が使わられ、
相手が「Yes.」と言うか、「No.」と言うか分からない場合は、
「any help」が使われます。
聞いた人の、相手の返事への期待によって、
「some」と「any」が使い分けられているということです。
今日は、目の前のいる友人と、困っている人を想像しながら、
比較しながら例文を音読してください。
英語は音読するときに、実際に使う場面を想像しながら行うと、
間違いなく記憶に残ります。
そうやって音読を続けていくと、
実際に使える表現が増えていくのです。
毎日実践するのみです。
以下の記事も参考にしてくださいね。
★ 上の英文の英語ネイティブの音声は、
このウェブサイトで聞くことができます。
「アメリカ人ネイティブスピーカー」による音声です。
リピーティング、リスニング、音読に役立ててください。
こちらからアクセスしてください。
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