今日は英語を話すときに、
おそらく一番使われているのでは
ないかと思われる単語『get 』について。
『get』の主な意味は、
gain (獲得する、得る)、
obtain (手に入れる)、
receive (受ける)などです。
もちろん他にもいろいろな意味があります。
沢山意味があるからこそ、
おそらく英語で一番使われる単語なのでしょう。
しかも『get 』は、面倒なことに、
5文型の全部の形で使えます。
簡単に見える動詞だけれども、奥が深い、
そんな単語が『get』です。
◆ さて、私と同僚の間でもっともよく
『get』が使われるのは、こんな会話です。
「今日、これが届くんだって。
受け取ったら中身を確認して、私に伝えてね。」
「了解。」
さて、同僚がいつも私に言うのは、
☆ I got it. (Got it.)
何て簡単な言葉なのでしょう。
でも私は、こういう使い方を、
日本の授業で習った覚えがありません。
Informal な使い方なので、
教わらなかったのかもしれません。
◆またこういう感じでも使えます。
生徒が先生に何かを言いました。
すると先生が生徒に向かって、
「そう、それが答えだ。わかったみたいだね。」と
言いました。これは、
☆ That’s the answer. You got it.
これは、『You understand it. 』
『 You are right.』のような意味になります。
◆ また別のシーン。
上司が「これも今週中にやってくれないか。」と
同僚に頼みました。同僚は、
「ほかにも案件を抱えていてできそうにないのですが、
誰か他の人にお願いできませんか?」と言いました。
すると上司、「今週は皆、出張とミーティングで
手一杯なんだ。」と答えました。
諦めて同僚が言ったのは、
「じゃ、僕がやるしかないのですね。」
「そういうことだ。」と上司。
このときの「そういうことだ。」は、
☆ You got it.
「そう、君がやるしかないということを、
君は分かったみたいだね。」
「理解できたみたいだね。」という意味です。
現在形の『get it』も聞きますね。
『Do you get it?』の
『Do you』が省略されている形で。
簡単だけれど、日本人の間では、
なかなかとっさに出てこなさそうな表現ですね。
インフォーマルな言い方ですが、
同僚同士、そして私の上司と同僚の間では
使われています。
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