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Voter Information Pamphlet

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年が明けてからというもの、黙々と仕事ばかりしている今日この頃。在宅仕事が予定よりも大幅に遅れているのだ。明日までしかしっかりとできる時間がないので、今のうちにできるだけ進めておかないとならない。

さて先程ポストを覘いてみたら、Voter Information Pamphletというものが入っていた。何が書いてあるのだろうと中を見てみたところ、何でもLAでは2月5日にSpecial Municipal Electionがあるらしい。表紙の裏側のページには、7ヶ国語が書かれていた。英語、スペイン語、タガログ語、韓国語、ベトナム語、中国語、そして日本語である。ちなみに日本語では「このパンフレットの日本語版をご希望の方は、お電話ください。1-800-994-VOTE」と書かれている。

最初のページには、目次と、選挙日、どこで情報を手に入れるかなどが書かれている。Audioでの情報も用意されているらしい。しかもきちんと7ヶ国語。そして3ページ目には、Ballot Summaryが書かれている。Summaryは以下のとおり。

Title: Reduction of tax rate and modernization of communications users tax. Proposition S.
そしてIssue, Situation, Proposal と続き、
最後にはご丁寧に
A Yes Vote Means:
You want to modernize the tax on communications users.
A No Vote Means:
You do not want to modernize the tax on communications users.
と書かれている。Yes と Noがどういうことなのかまで書かれているなんて、何て親切。しかし分からない人がいるのだろうか。後でいろいろと誤解を招く表現だったと言われると困るから、そこまで書くことにしているのだろうか。

次のページからは詳細が書かれている。Proposition自体がどういうものなのか、そしてfinancial impactは?Proposition Sへ賛成するとどうなのか?その賛成意見への反対意見は?Proposition Sへ反対するとどうなるのか?その反対意見への問題点は?などが書かれている。そして主な賛成者、反対者が記載されている。(現在の市長とか警察署長とか消防署長とか。)

パラパラとめくってみただけだが、とても分かりやすくまとめてある。ふと日本のことを思い出そうとしてみた。こんなに中立の立場のパンフレットって日本にあったかな?と言うか、そもそも日本ってこういう市民投票自体が存在したっけ?最近日本にいたりいなかったりしているので、あまりよく思い出せないのだが、こういう投票ってあったかな?私の住んでいた市に。

このパンフレット、本当にとても分かりやすくできている。アメリカらしく、誰にでも分かりやすいように、後で誰からも責められないように、簡潔にまとめてある。日本でもこういう風に分かりやすく提案が説明されていて、なおかつ両方の立場の意見とそれぞれの問題点が書かれているパンフレットがあったら、とてもいいと思う。しかも7ヶ国語分あるようだし。

今日は少しアメリカのいいところを見た気分になった。

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