絶対話せる!英会話

雨に弱いカリフォルニア。

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昨日の昼間は黙々と家で仕事をして、夜はレストランへ働きに行った。外は豪雨。10時まで働き、お疲れモードで帰路につく。いつもと同じように家の裏の駐車場への路地道を曲がった途端、何だか違和感。あー、今日は大雨だから空の色がいつもと違うのか、なんて空を見上げた。違うじゃん!停電だよ!どうりで空の色が明るく見えたわけだ。

アパートへたどり着いても、真っ暗なためゲートの鍵を開けるのも大変。どうにか部屋へたどり着き、真っ暗な中で持ち帰った賄いのトンカツを食べる。ルームメイトから電話が入り、「停電しているので、外にご飯食べに出ています。」「あ、ガスも点かないですよ。」と言う。ロウソクが一つだけ部屋にあったのだが、私もルームメイトも非喫煙者のためライターすら家にないのだった。仕方ない、買って来るか。近所のドラッグストアが24時間営業なのが救いだ。

外に出て気がついた。明かりが点いているところがある。そう言えば私も、ここにたどり着くまで何も気がつかなかったということは、停電ってうちの周りだけということか。買い物に行く途中、よくよく周りを見てみると、私のアパートの前の道から大通りまでは停電。裏の通りの、その向こう側からは電気が通っている。はは、bad luckだったな。

ドラッグストアで小さなロウソク8個とライターを買って来た。そしてロウソクを部屋中に配置。私の部屋が突如不気味な空間へと変わる。「何だか真夜中に黒ミサでも行うみたいだよな。」と一人でぶつぶつとつぶやく。ロウソクを持ってバスルームへ移動。鏡に映った歯を磨く自分の顔がとても怖い。

夜11時半、まだ眠くない。ロウソクの光でできることを考えた。読書か?と思い、ロウソクを自分の周りに集めた。片手にロウソクを、そしてもう片方の手で本を支え、本を読み始めた。読みづらいが仕方がない。昔の人はもっと大変だったわけだし、しかし他にできることがなかったため、意外にも本はすらすらと進む。気がついたら、2時間近くが立っていた。さ、そろそろ寝よう、とベッドに横になった途端、カチッと何か音がして、留守番電話メッセージが鳴り出した。枕元のタッチセンサー付きライトに触ってみる。点いたぁ~。

それにしてもどれくらい停電していたのだろう。私が6時少し前に家を出たときは問題はなかった。ルームメイトが帰宅した8時頃は既に停電してらしい。冷凍していた肉は無事だろうか?二人とも冷凍庫にアイスクリームが入っているような人たちでなくてよかった。

ときどきアメリカって、本当に先進国なのだろうか?と思うことがある。それは昨日のように停電や断水を経験するたびに思う。前のアパートでは1ヶ月に3回水が止まったことがあったな。それにしても停電なんて日本にいたときは、本当に数えるくらいしか経験していないし、しかも止まったとしてもすぐに復旧する。大雨で長い間電気が止まったことは確か20数年前。弟と二人で留守番をしていたときに、大雨が降ったとき以来のような気がする。確かに昨日は大雨だったが、電気が止まるほどではなかったと思う。雷も鳴ってはいなかった。しかしそんな少しの天気の変化でも、ここアメリカでは頻繁に部分的な停電は発生する。いや例え何もなくても停電するときもある。気がつくと、目の前の信号が消えていることは1年のうちに1回は少なくても経験することだ。そしてこの数年間(通算3年ちょっと)のアメリカ生活で経験した停電数は、私が恐らく日本で経験したトータル停電数を上回る。少しの雨ですぐに停電してしまうアメリカは本当に発展途上国並みの設備なのだろう。

深夜帰宅したルームメイトが朝嘆いていた。何でも彼女が帰宅したとき、彼女の部屋には大きな水溜りがあったそうだ。どうも壁と床の隙間から侵入したらしい。私たちの部屋って2階なのだが、随分と変わったところから水が浸入したものだ。しかも部屋のかなりの部分にまで水が溜まっていたらしく、ルームメイトは朝から掃除に追われることに。部屋の中にいたにも関わらず、塗れてしまったスヌーピー。今は吊るされて干されているのだが、何だか処刑されているかのようだ。

私も朝からロウソクの片づけ。お皿の上に置いておいたので、溶けてお皿にくっついてしまったロウを熱湯でさらに溶かす。最近は私も段々とアメリカの後進国ぶりに慣れてきているので、いちいちこういう面倒に腹を立てることはなくなった。(心の中で、ここはまだまだ発展途上の国と思っていれば、気長になれる。)昨日も余計な作業を増やしてはくれたが、私はとりあえず被害には遭わなかったので、意外にも停電を楽しむことができた。ロウソクの光で本を読んでいると、あぁ昔の人はもっと大変だったのだろうなとか、二宮金次郎を思い出したり、今の文明のありがたさに感謝した。

でも雨漏りを経験したルームメイトは、本当にお気の毒さまだった。マネージャに話をしに行かないと。さすがLAの安アパート。中はキレイだが、古いんだろうな、この建物。

それにしてもカリフォルニアは本当に雨に弱い地域であることをまたまた実感。

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