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グランドキャニオン & ラスベガス(その1)。

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4泊4日でグランドキャニオン、ラスベガスへ行って来た。グランドキャニオンは2度目、ラスベガスは今回で確か5度目くらいのはずだが、どちらも慌しいスケジュールの中、今まで落ち着いてまわったことがなかった。しかし今回はグランドキャニオンに丸2日、ラスベガスにも丸2日いることができたので、ゆっくりと堪能した。

グランドキャニオンに着いたのは土曜日の朝。(金曜日の夜中から寝ずに7時間ドライブ。ちなみに私は寝ていた。)想像以上に寒く、雪がチラホラと舞っていた。私は南CAに住んでいるため、冬服は全て日本に置きっ放しである。手元のジャケットの中で一番厚手の物を持参したが、それでも寒く、羽織る他に腰にもジャケットを巻きつけて出発した。変な格好だったが、もう寒くて寒くてたまらないので、外見より実を取った。この日は天気はよかったが時々雪、そして風が強い日だった。スキーウェアのジャケットを着ていた友人も、ダウンジャケットを着ていた知り合いも、風が吹くたびに「おぉ…、寒い…。」と言っていたので、どれくらい普通の半コートの私が寒かったかは想像していただけると思う。ちなみにこの日の気温は2度だった。

天気はよかったが、雲がちらほらとあったため、山に影がかかり、いい具合に景色が立体的に見えた。雲がないときはどんななのだろう?と言っていたら、翌日は快晴になった。しかし快晴だと、真昼間は景色が平坦に見えてしまうので、ある程度雲があった方が景色としてはいい。

2日目はシャトルバスに乗って降りて崖っぷちからどでかい景色を見た。本当に見事な景色である。どうしてこんなものが自然の力でできあがったのだろう、と不思議に思う。アメリカは大自然が本当に素晴らしい。

遠くの方にコロラド川が見える。川の色はクリーム色がかった緑である。川が流れている周りだけ一段とくぼみが深い。コロラド川まで普通に考えると1日で行けない距離ではないのだが、あちこちのサインに「日帰りでコロラド川まで行く計画を立てるな!」という警告が出されていた。

いくつかTrailsがあるので、そのうちの一つを降りていった。しかしこのとき既に夕方の4時近くだったため、日の入りの5時50分までには戻ってくるために、携帯のアラームを50分後に設定し、そのアラームがなった時点で引き返す、ということにした。こんな時刻に降りていくバカは自分たちだけかと思ったのだが、私たちの後ろにも更に仲間がいた。

折り始めると、とにかく糞がいっぱいだった。草だけを食べると、緑色の糞になるんだなぁ、と改めて納得。何の糞だかは分からなかったのだが、あの量からして小動物ではない。(鹿か何かだろう。)糞をよけながらひたすら下へ降りていく。Trailは急な坂道になっているので、折り始めるとすぐに、先ほどまでは足元に広がっていた大きな岩が、今度は目の前にそびえる高い壁となる。自分たちの前に広がっている景色の中の小さな崖の一つ一つが、このような高い壁であるということを考えると、改めてグランドキャニオンの自然がどれほどのスケールであるかを思い知らされる。

この日は気温は0度。しかし風がなかったため、前日よりは寒さを感じなかった。しかし時々みかける氷柱がまるで解けないのを見ると、やはり気温は相当低いらしい。黙々と下へ降りていった。すると30分ほど前まで自分たちがいたところは、今や遥か高い岩の上である。下から見上げると、よくあれほど直角に立っている岩や突き出している岩が崩れ落ちないな、と不思議になる。上から見下ろす景色と、下から見上げる景色では、見え方も感想も違ってくる。しかし下に下りた方がより深く自然を感じることができる。自分の体を使うとそれだけ自然の大きさが分かるというものだ。

途中バスで知り合った老婦人2人連れは、1週間滞在し、毎日違うTrailsを試しているそうだ。道ですれ違ったグループは、遥か先の岩の先端まで行ったと言う。宿で会った人たちはNative Americansの居留地に滞在したらしい。人からの話を聞いているうちに、今度は更にゆっくりと来たいと、思った。しかし来るならやはり夏がいい。

結構下の方まで行くことはできたのだが、そこまで行った時点で時間切れ。暗くなる前に上まで戻らないとならないため、来た道を引き返した。

上に戻って車を動かそうとしたら、鹿がりんごを食べていた。大きな鹿だったので、これが糞をした動物だったのかもしれない。車に乗って気温を見たら、マイナス2度にまで下がっていた。そしてこの後は寒いグランドキャニオンを後にして、ラスベガスへ向かった。この後3時間のドライブとなった。

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