(その1からの続きです。)
Personal Statement指示は、更に 以下のように、
What should I discuss as a transfer applicant? へと続く。
– Read the instructions and address the prompts. Allow time for reflection, preparation, and revisions. In general, focus on relatively recent activities and experiences.
– Tell us who you are and what you do. After we have read your statement we will ask, “What do we know about this individual?” If we have learned little about you, your personal statement has not been successful.
– Place all achievements, both academic and non-academic, in the context of the opportunities you have had, any unusual conditions or hardships you have faced, and the ways in which you have responded to them.
– Include interest in your intended major, explain the way in which your academic interests developed, an describe any related work or volunteer experience.
– Include information about your family or work responsibilities (especially if you are an older, returning, or re-entry student).
– Discuss any gaps in your education, particularly if you believe your earlier academic work does not accurately reflect your abilities.
他にもまだまだ続くのだが、主なものはこんなところ。
そして
Answer all three questions. Choose one of the three to provide a longer, more in-depth response of about 600 words; the remaining two questions require short responses (200words each), for a total of about 1,000 words. Your three responses should not exceed 1,000 words.
つまりQuestions 1-3の中で、どのエッセイを長く書くかは本人に任されている。しかしこれだけの情報量を盛り込んで、600単語、200単語ずつのエッセイは短すぎる。私は最初何を求めているかの質問に一つずつ答えていき(それぞれ1枚の紙を用意した)、どのエッセイに該当するか組み合わせをいろいろと考えた。どの項目も3つのうちのどのエッセイにも含まれてもおかしくない。これだけで恐らく1週間は悩んだ。
先週の火曜日、一応の構想をまとめ、ライティングセンターにいた教授に相談した。(初めてお話しする教授だった。)まずInstructionを見せ、こういう感じでこういうことをそれぞれのエッセイに書こうと思っていると伝え、それが大学側が求めているエッセイとして適当かどうかを尋ねた。すると「ここはどう思っているの?」「何でそうなったの?説明してみて。」と質問され、答えていくと、その教授は「それよ、それ。それはこのエッセイに書きなさい。それはまず他の学生にはない経験だから、その部分を強調してこのエッセイは仕上げなさい。」とアドバイスをいただき、まずエッセイ3の内容はできあがった。教授が指摘したのは、risk-takerである、ということ。そう言われてみれば、日本での安定していた生活を投げ捨てて、アメリカでキャリアチェンジをしようとやって来たわけだから、そうよね、と自分でも納得。それにしても何で私より私の売り方を知っているのか。
エッセイ2はこういうことを書こうと思っている(このエッセイはこの時点で一応書き上げていた。)と見せたところ、折角アメリカでも働いた経験があるのだから、アメリカでの経験も比較して書きなさいと指摘される。その後エッセイを仕上げてみたところ、確かにそのほうが説得力がある文章になった。
エッセイ1はなかなか考えがまとまらなかった。自分の経験を書いてみたところ、何だかあまりIntended majorをサポートしているようなエッセイに思えなかったのだ。ところがその教授は言った。「何でそう思ったか、どうしてこういう決心をしたのかの部分は、このメジャーにつながっていると思うから、この方向で書き上げなさい。」
私が1週間以上考えても、何だかすっきりしなかった部分や構成を、この教授は見事に30分で解決してくれた。恐らく今まで何千という学生のエッセイを見てきたのだろう。あー、もっと早く相談に行けばよかった。きちんと仕上がっていない部分を見せるのは気が引けるので、ある程度形ができてから見てもらおうと思っていたのだ。私がずっと悩んでいた部分をあっという間に解決してしまうなんて、さすがに英語の教授だけある。助かりました、本当に。
(長いので、その3へ続きます。)