今日はファイナルが二つ。数学三昧の日々からおさらばである。しかし意外に今のところ、数学を楽しんでいる。だが今日のGeometryの試験はいつになく難しく、苦戦した…。
いつもロクに勉強しないGeometry。それでもどうにか毎回適当に乗り切ってきた。しかし今日はテスト中「どーしよー、F取ったら…。」と一瞬脳裏を過ぎるほど、問題が難しく感じた。実は今週から教わっているsine, cosine, tangentがあまりよくわかっていないのだ。(これはTrigonometryの範囲なのだが、最後に勉強した。)そして今日のテストはここからの出題が多かったため、試験中頭が混乱してきてしまったのだ。焦っているので、普段解ける問題まで解けなくなってしまった。真面目に「このクラス落としたらどうしよう…。」と不安になった。
午前のテストは、授業時間が過ぎても半分以上の学生が終わらなかったため、引き続き午後にテストを受けさせてくれることになった。しかし、私は午後からはAlgebraのテスト。事情を話したところ、夜の授業に来れば、続きを受けさせてもらえることになった。そして夜、テストの続きを受けたのだった。午前に受けた際、私は相当頭が混乱していたらしく、面積を求める問題では体積を解答しているし、問題の読み違えはあるし、ケアレスミスも数問。ふー、本当に時間をおいて受けさせてもらって助かったー。
一方、Algebraの試験は宿題が多く、イヤでも勉強せざるを得なかったため、それほど難しいことはなかった。
数学を終えてみて、気が付いたことは2つ。意外に数学はやってみると面白い。(恐らくまだ難しいことは勉強していないため。)もうひとつは、私は文章問題の英語がとても苦手だということ。1回で設問の意味が分かった試しがない。そう言えば前にAccountingの授業を取ったときにも、質問の状況説明がなかなか理解できず苦労した。周りの人(日本人。英語の達者な人も含め。)に聞いてみると、やはり英語の文章問題は日本語と違ってすっきりと意味が入ってこないという人が多かった。
夜、試験が終わった後、教授と立ち話をしていたときに「すぐにStatisticsのテキストを買って予習を始めておいた方がいい」とアドバイスを受けた。文章問題が苦手なことと、次のセメスターにStatisticsを取るつもりだと話したところ、そう言われたのだ。何でもMAT12は文章問題だらけだそうだ。う…っ、気が重い…。彼女も元々はアメリカ人でないアジアの人なので、そういう苦労は分かるとのこと。
なので夏休みは引き続き数学を勉強することになりそうだ。今からちょうど1ヶ月の夏休みなのだが、仕事と予習に励もうと思う。
そう言えば今日の夜、ルームメイトにsineの問題と方程式とグラフの解き方を教える機会があった。これからコミカレに入学するので、数学のプレイスメントテストを受けるそうだ。この歳で誰かに数学を教えるなんて、夢にも思わず、何だか新鮮な体験だった。
数学を勉強すると、とてもよく眠り、甘いものが欲しくなる。やはり脳は少しずつだが活性化されているようだ。この6週間で少しは脳年齢が若返っただろうか。
今回も気が抜けたまま終わってしまい、何だか不完全燃焼なのだが、とりあえずファイナルが終了すると、毎回味わえるこの開放感は嬉しいものである。今日はぐっすりと寝よう。