今日は新学期2日目、Geography の授業が2つ。メジャーは一体何?というほど毎学期Geographyを取っている私。環境問題と自然に興味があるので、なぜか毎クォーターGeographyを取ってしまうのだった。
今日の最初の授業は「People & Earth’s Ecosystems」。教授はGlobal Warmingがメインなお仕事らしい。(前のGeographyの教授はちなみに、アフリカの砂漠についてのプロだった。)教授はとてもいい感じ。子供番組のさわやかなお兄さんが30代後半になったような印象とでも言おうか。話し方もとても分かりやすい。今日は軽く授業の説明をしただけで終わり、20分ほどで解散となった。
その後図書館で黙々と3時間、もう一つのGeographyのクラスのテキストリーディングに励む。昨晩シラバスを見たら、今週分に130ページくらいのリーディングアサインメントがあったのだ。しかもこの授業は週に1度。と言うことは、どう考えてもこれは今日までに読み終わらないといけないということだろう。しかし、結果として40ページほどしか読み終わらなかった。おもしろかったので、結構のんびりと読んでいたのだった。読んでいたのは、「Population and Food: Global Trends and Future Prospects (Tim Dyson) 」と「Six Billion Plus: World Population in the Twenty-first Century (K.Bruce Newbold) 」。どちらもかなりおもしろい。
この授業は「Population & Resources」。なので人口問題がメインとなっている。最近の授業の中で人口の増加に関して勉強することがあったので、何となく興味を持ち始めたらしい。先学期、国際開発の授業では、貧困と人口増加率の関係について学び (micro & macro inertiaなど)、人が環境に与える影響の授業では、人口増加に伴う環境破壊について学んだ。そして今回、これらのテキストを読んでいたら、先学期にも登場したMalthus, Green Revolution, land degradation, soil erosion salinization, desertification, global warming, ozone depletionなど知っていることばかり出てくるので嬉しくなってしまった。
今日テキストを読んでいて思ったことがある。何度も書いているが私のメジャーは、国際開発に関係すると思われるいろいろな専攻科目の寄せ集め。しかしその寄せ集めは、他のメジャーからのクラスを国際開発メジャー用として取り扱うために、きちんと一つ一つの授業内容を見て選んでいるのだなと思ったのだった。なぜかと言うと、どのクラスを取っても(Preparationも含めて)内容は相互に関連しているし、それがきちんと大きな国際開発という枠の中に入っているような気がしたのだ。(当たり前と言えば、当たり前なのだが。) そうやって選ばれている授業のため、何の授業を取ってもどこかに共通項があるような気がする。そして授業の内容がつながっていると、私は途端にやる気が起きるから不思議だ。一度学んだことは二度目はスムースに頭に入っていくということなのかもしれない。
そうそうMalthus。彼の名を初めて知ったのは、History of Western Civilizationの授業だった。そのときは単に名前と、人口問題に関するエッセイを書いたということを知っただけだった。今でも彼が書いたものを実際は読んだことはないが、この歴史の授業の後、彼の名は毎学期授業に登場してくる。歴史の授業で聞いたときは、こんなに彼が後世の人に影響を与えたとは想像もしなかった。
さて3時間、図書館で眠くなりながら時間を潰した後、授業へ参加。こちらは2時間半、しっかりと授業があった。教授はおじいさん。はじめは退屈な授業かな?という感じがしたが、段々と慣れた。(テキストが面白かっただけにギャップが大きかったのだ。)そして最後には第一印象を完全に撤回できた。
今日の授業に関してもっと書きたいことがあったのだが、長くなりそうなのでまたそれは明日にでも。