今日はGeographyのテストを受けてきた。出来たのだか、出来なかったのだか、まるでわからない試験だった。問題は全てが5択。64問あり、1時間15分。全部を見直す時間はなかったが、じっくり考える時間はあった。量としては、ちょうどよかったと思う。
しかし結構頭をひねる問題が多かった。これが出来たのだか出来なかったのだかわからない原因。5択の文章や、設問がとても分かりにくく、「どういう意味かな?」と考えてしまう問題が多かったのだ。この教授に対する教授評を読んでも、この教授の試験は簡単、と言っている学生もいれば、「Being a person who cannot take multiple choice tests, I completely bombed his first midterm because he writes the most confusing questions. 」と言っている学生もいる。TAからはこの教授の試験は難しいから、と言われていたのだが、確かに教授の教えようとすることを相当深いところまで理解していないと、すらすらとは解けなかったと思う。
私は、教授評の後者の意見に賛成である。難しいというよりも、とても迷う問題が多かったのだ。例えば、「授業から判断すると、以下のうちどれが一番環境に影響を与えているだろうか?」というような質問があったとする。そして5択全てに明らかに環境に影響を与える問題が書かれており、しかもそのうちの2つはどちらも甲乙つけがたいような選択肢だったりするのだ。一通りテキストは読んだ。まとめたし、それらを覚えても行った。が、「でも微妙…」、という問題が多かったのだ。元々私はこういうMultipleやTrue/Falseの質問が好きではない。こういう問題は記憶力だけが試されている気がするので、どこまで理解したかを示すものとしては、不適切な気がしている。どれだけ理解したかを示すのには、やはりエッセイの方が適切だと思う。恐らく私のような人が上記のような教授評を書いたのだろう。
留学生によってはエッセイ問題は苦手と言う人がいるが、私の友人の中には「こういうエッセイ問題は留学生の方が得意だと思う。TOEFLとかでEssayには慣れているしね。」と言っている人もいる。私はTOEFLを2回しか受験したことがなく、そのためのエッセイの練習はあまりしたことがないが、個人的には彼女の意見に賛成である。とっさのエッセイ質問に関しての解答作成技術は留学生の方が得意なのではないかと思う。理由としては、彼女が言ったようにエッセイの書き方をしっかりとESLなどで教わる上に、留学生はエッセイの書き方に忠実にエッセイを書くと思うからだ。自分なりの英語のエッセイの書き方が出来上がる前に、正しいと言われる書き方を最初から教わるので、思いついたまま書いていってしまうような悪い癖が最初からつきにくい。そのためエッセイの方が読解力なども試されない分、留学生には点が取りやすいと思うのだ。
考えてみれば、元々MultipleやTrue/False questionsは、ネイティブにだって分かりにくくしてあるわけである。分かりにくい表現や知らない単語(ネイティブなら当然知っているべきイディオムなど)があったりすると、意味を理解するだけで時間をロスしてしまう。しかも問題数が多くて一つ一つじっくりと意味を考えないとならない場合、授業での内容の理解力を試すというよりも、英語力との勝負のような気がしてきてしまう。なので根本的にとっさの英語の理解力に問題がある私は、私はこういう問題はとても苦手。ひっかけに簡単にひっかかるのだ。タダでさえそそっかしく焦りやすい性質の私は、日本語で試験を受けていてもひっかかりやすい人である。これが英語になると、更にdisadvantageになる。
ま、今日の試験の結果はそれほどよくないかもしれないが、この授業にはこれくらいの時間配分でよかったと思っている。恐らく今の1.5倍の時間を費やしたとしても、結果はあまり変わらなかったと思うからだ。
今は帰宅後、またお疲れ様ワインタイム。シャワーを浴びたら、テキストでも読み始めよう。明日の朝までに本を3分の2ほど読まないとならない。
さ、頑張るか。