絶対話せる!英会話

「Nice to see you.」は「さようなら」にもなる? (#465)

この記事は4分で読めます

ずっと前にも挨拶については紹介しましたが、

今日はその補足を書いてみようと思います。

 

会ったときの挨拶としての定番表現には、

「Nice to meet you.」

「Good to see you.」 などがありますが、

これらは 「さようなら」 にもなるという話です。

 

初めて会った人には、

「Nice to meet you.」 のように、

「meet」 を使い、二回目以降には、

「Good to see you.」

「see」 が使われると以下の記事で書いたことがあります。

 

以下の記事ですね。

 

◆ パーティで一番聞く言葉は?

 

◆ 今日から「meet」と「see」は、間違えない!

 

さて、「Nice to meet you.」 は、

初めて会った時の挨拶 「はじめまして」として、

上に挙げた記事の中で紹介しましたが、

実は、これらの 「Nice to meet you.」

「Good to see you (again).」 は、

会った時だけではなく、別れの挨拶としても使われます。

 

例を挙げてみます。

 

◆ 私は最近、不動産屋さんと会うことがありました。

二回目にあったときの【別れ際に】 、

彼は私にこう言いました。

 

★ Nice to see you again.

Enjoy the rest of the weekend.

 

こういう風に【別れ際】にも、

【お別れの挨拶】 としても、

Nice to see you again. は、使われるのでした。

これは、「It was nice to see you again.」 の省略形です。

(本当は省略しない方が、文法的にはよいとは思いますが。)

 

既に会ったことがある (二回目だった) ので

「meet」 ではなく、「see」 が使われていますね。また、

 

★ Enjoy the rest of the weekend.

 

は、「残りの週末を楽しんでね。」 ということです。

こう言われたら、「Thank you. You, too.」 と答えればいいですね。

 

「the rest of ~」 は、「~の残り」 ということです。

直訳すると、「週末の残り」 ですが、

日本語では 「残りの週末」 の方が自然だと思います。

 

465.goodtoseeyou2

 

◆ また別の日。三度目に不動産屋さんと、

とある家で会ったとき、

インスペクターの人がやって来ました。

このインスペクターさんは、

「home inspector」 さん、つまり家の状態を調べる人でした。

 

やって来たインスペクターさんと不動産屋さんは、

時々一緒に仕事をするように見えました。

インスペクターさんは、不動産屋さんに、まずこう挨拶しました。

 

★ Hey, good to see you.

 

で、不動産屋さんの答えが、

 

★ Yeah, good to see you.

 

でした。「Good to see you, too.」 でも

よかったと思いますが、彼は、「too」 を付けませんでした。

「Good to see you.」 は、日本語にすると、

「やぁ。」 とか 「また会ったね。」 とか

「久しぶり。」 みたいな感じでしょうか。

 

「久しぶり」 という日本語訳もありかなと思うのは、

「Good to see you.」 って、

毎日会社で会う人には言わないセリフですし、

ちょっと会っていない間がある人に向けて言う挨拶だからです。

そういうときに日本語では、

「久しぶり。」 か 「また会ったね。」 と言いますよね。

それに該当するような英語表現です。

 

この不動産屋さんが言った言葉を書き出してみます。

 

私に別れ際に「Nice to see you again.」

インスペクターさんと会った時の挨拶

「Good to see you (again). 」

 

これらは、会った時の挨拶、別れの挨拶、

どちらにもなっていることがわかりますね。

「Nice to meet you.」 も、同様に

「はじめまして」 と 「さようなら」 のどちらにも使えます。

 

ただお別れの時は、「It was nice to meet you.」 なので、

「It was」 は省略しない方がいいですが、

上の不動産の例のように省略も結構されます。

 

これらの挨拶に関することを、以下にまとめてみますね。

 

■ 初対面は、「meet」 を使う。

 

■ 二回目以降は、「see」 を使う。

 

■ 「Nice / Good / Glad / Please… to meet / see you.」  は、

会ったときも、別れるときも使える。

 

■ 私が一番よく聞く組み合わせは、

「 Nice to meet you.」 と

「Good to see you (again).」

 

■ 会ったときは、「(It is) nice to meet you.」 で、

別れるときは、「It was nice to meet you.」 。

初対面の挨拶は、既に 「Nice to meet you.」 として

そういう表現になっているので、「It is」 と付ける必要はない。

 

■ 別れるときは、「Nice to meet /see you.」 だけでも構わないが、

「It was 」 と過去形で始められると、

「あ、帰るんだな。」とか、「さようなら。」 なんだな、

ということがよりはっきりとわかるのでつけた方がいい。

文法的にもそちらの方が正しい。

でも私に不動産屋さんが言ったように、省略も結構される。

 

■ 「Nice」や「good」や「glad」や「pleased」などは、

どれを使っても構いませんですが、

(ニュアンスの違いは多少あるものの)

「Nice to meet you.」 を一番よく聞きます。

 

※ It’s nice to meet you. → Nice to meet you.

   It’s good to see you. → Good to see you.

   I’m glad to meet you. → Glad to meet you.

   I’m pleased to meet you. → Pleased to meet you.

 

こういう挨拶って、もたもたしていると、

もうそれだけでタイミングを逃してしまうので、

言われたら、その言葉をオウム返しみたいにする!

と決めていると、いいかもしれません。

 

「Nice to meet you.」 は、

「はじめまして」 と 「さようなら」

「Good to see you (again).」 は、

「やぁ。」「また会ったね。」 と 「さようなら」

会ったときと別れるときのどちらにも使える

ということを覚えておいてください。

 

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