絶対話せる!英会話

33. 気をつけたい「come」と「go」。

この記事は2分で読めます

今日は身近な会話例から、

「come」と「go」の違いについて

書いてみようと思います。

 

以前取り上げた文、
「ジョン、ボス(Paul)がミーティングに来なさいって。」
という文を覚えていますか?

 

これは英語で言うと、

 

★ Hey, John.  Paul wants you to come to the meeting.

 

「来なさい」ということで、

「come」が使われています。
こう言われてジョンは、「今、行くよ。」と答えました。
さてジョンは、何と言ったでしょうか?

 

正解は、

★ I’m coming.   になります。

 

この場合、日本語では「行く」ということでも、
「I’m going.」ではなく、
I’m coming.」なので注意してくださいね。

 

もしここで「I’m going.」と言うと、
その相手のいる場所ではなくて、
どこか他の場所へ行ってしまうニュアンスになります。

 

日本語では、
「来る」は相手が自分へ向かって来る、
「行く」は自分が相手へ向かって行く言葉です。
つまりいつも自分を中心とした言葉遣いです。

 

一方、英語の「come」は、そうではありません。
その話の中心へ、そこへの移動を中心とした言葉なのです。
この場合は話の中心は、電話をかけて来た相手です。
ですので、相手のいるところへ近づくときには「come」、
離れる方向で移動するときには「go」となります。

 

会話の相手から見て、自分がそこへ行くときには、
「come」になるということを理解してください。

 

では、練習してみます。

◆友人から「家に今、(共通の)

友達が遊びに来ているのだけれど、来ない?」

と電話がありました。「行くよ。」と答えてみてください。

 

★ I’m coming.

 

◆ 我が家のネイティブキッドを

学校に迎えに行くときも、これをよく聞きます。

駐車場に着き、「着いたよ。」と電話します。

すると彼は「今行くよ。」と私に言います。

 

■ I’m coming. 

 

この時に使われるのも、「I’m coming.」です。

私が中心で、私のところへ来るので、

「come」が使われます。

 

ここで彼が「I’m going.」と言うと、

「どこへ?」と思ってしまいます。

 

「come」の感覚は、掴めましたでしょうか。

相手のところへ行く様子をイメージしながら、

「I’m coming.」と何度も練習しますと

間違えなくなりますので、ぜひやってください。

 

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