今日のフレーズも、日常生活で
とても使われる表現です。
「もし~だったら、どうするの?」
「~なら、どうなってしまうの?」
私も我が家のネイティブキッドに
よくこの形で、いろいろと聞かれます。
時には真剣に、時にはふざけて。^^;
でもいずれにせよ、これは知っておかないとならない
マストな英語表現の一つです。
たとえばこんな例、日本の大学受験についての話を
アメリカ人にしてみましょうか。
日本では入学試験を受けて、
その試験時の成績が明暗を分けることがほとんどですよね。
一方アメリカでは、試験はなく、
受験する前の学校での成績とエッセイが大きな役割を話します。
あなたはこの日本の大学受験システムを
アメリカ人に説明しています。
すると一日の試験で、その大学に入れるかどうか
判断されてしまうことに驚いたアメリカ人があなたに聞きます。
「試験にパスしなかったら、どうなってしまうの?」
こんなときに使うのが 「What if ~?」です。
◆What if you don’t pass your exams?
知り合いが、FX(外国為替取引)を始めたと言います。
で、きっと儲かるという相手に、
「本当?もしうまくいかなかったら、どうするの?」
◆ What if it doesn’t go right?
「What if ~?」は、
上の例のように何か起こるかもしれないことや、
もしそういう場合にはどうなるのかを
尋ねるのときに使われる表現です。
こんな会話でも使われます。
「ママが知っていたら、どうしよう?
(どうしたらいい?)」
◆ What if my mom knows?
お年頃には、ま、こういう隠し事もありますよね。^^;
また「what-if」 という形で、形容詞や名詞としても使われます。
☆ a what-if scenario (仮定のシナリオ)
(人生なんて、もしあのときどうしたらということばかり。)
◆ これは仕事場でもよく使われます。
「もし取引先がこう言ってきたら、どうしましょう?」と
上司に聞くと、上司はこう答えました。
「それは仮定の話だ。」
☆ That’s a what-if scenario.
◆ アメリカ小学二年生のテキストにも
「What if ~?」は、登場しています。
(Map Skills for Today: Grade 2)
宇宙から撮影された地球の写真、
そして地球についての説明。
その後に、こういう一文が続きます。
☆ What if you want to find a place on Earth?
今日の記事を上から全部読んだ人なら、
意味はわかりますね?
これは、「地球(の上)で、(とある)場所を
見つけたくなったら、どうすればいいのでしょう?」
ということです。
この後、テキストでは、「そういうときは
地球儀 (a globe) を使いましょう。」と言っています。
それはその通りですね。^^
「What if ~?」の使い方、わかりました?
日本語でも「もしこうなったら、どうなっちゃうの?」
「~なら、どうしたらいい?」と思ったり、
質問したくなることはたくさんありますよね。
それと同じで英語でも、日常生活でよく使う表現です。
今日中に音読して覚えてしまってくださいね。
★ 今日の英語音声はこちらからどうぞ。
「アメリカ人ネイティブスピーカー」による音声です。
リピーティングと音読にぜひ役立ててください。
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