ふーっぅ、さすがに上手くいかないことばかりだと気も滅入ってくるもの。朝International Student Officeの友人から電話があった。私の加入している健康保険はInternational Student用なので、residentとなってしまった今、もう私にその資格はないとのこと。その情報がどこにも書かれていないので(私の様なケースは滅多にないと思われるので当たり前。)事務所で確認してもらっていたのだ。
私の加入している保険はBlue Cross PPOと言う。よく分からないのだが、保険の系列らしい。なのでこの保険を扱っている病院でしか、私の医療費はカバーされない。取り扱っていない病院へ行くときは、100%自費負担ということになる。今通っていた病院で、他の病院での手術の日程のアレンジをしてもらっている。私の保険ではこの病院へ、という風に決まっているらしい。
もう自分は保険に入っていないということが急遽分かったのだが、一体どうすればいいのか?学校の事務所で教えてもらった保険の代理店へ電話をかけてみたが、結局そこでは私の保険は取り扱えないことになった。パスポートに仮のビザをもらった日がResident扱いになった日ということらしい。その場合、4月25日だ。もう1ヶ月以上経っているので、今日中に直接Blue Cross PPOへ電話することを勧められた。しかしこれから手術をするのが分かっているのに、保険って加入できるのか?
よく分からないので数人の友人へ電話をかける。大体アメリカの医療システムや保険のことなど私は何も知らないに等しい。「もう保険に入らないほうがいいんじゃない。」と言う人もいれば、「早く入った方がいい。」と言う人もいる。結局何が何だかよく分からない。誰か分かりやすく教えてくれるといいのだが、そんな人は見つけられない。入らないほうがいいと言った友人は毎月200ドルを健康保険代として払っているとのこと。高すぎる。一年で2,400ドルではないか。私には絶対にムリである。一方保険に加入していない友人は、払わなくっても大丈夫よ、と言う。その代わりあまり病院に行けないけれど、と言う。
私にとってどちらもあまりいいパターンではない。
よく分からないので、結局病院へ電話した。そしてこういう事情で保険が適用できないことになり、その場合どうしたらいいか教えてほしいと聞いたのだ。Medicaidというのがあり、それに申し込むことはできるわよ、と教えられた。BCCTPというのがいいと思うし、病院側としてはそれを勧めると言われた。もう何のこっちゃ?って感じでよく分からないのだが、とりあえず明日の午後病院へ行き、それに申し込むことにした。
Medicaidは貧乏で保険に入れない人が加入するものだったと思う。詳しくは後で調べてみないと。とにかく明日病院へ行くことにしたので、そこでもう一度詳細を教えてもらおうと思う。病院は保険がない人は誰でもどこでも行けるそうだが、その場合は100%自己負担になる。ま、これは日本と同じだな。実際、保険に加入していない人というのは、日本ではほとんどいないとは思うが。
とりあえずこの件は明日はっきりしたことが分かるだろう。いずれにしても最終的には日本の保険から70%はカバーされるので、それほど心配はしていない。あー、本当にすばらしいわー。日本の保険システムって!それに引き換え、さすがに先進国で唯一、National または Universal health insuranceのない国、アメリカ!保険に加入できない人のことはどうでもいいらしい。一応低所得者用にMedicaidというものはあるけれどね。はは、まさか自分が申請するなんて、思いもしなかったわー。
もちろん、同時に保険が適用されなくなったことに対してのRefund申請はお願いしている。勝手に取り消されたのなら、お金を返してもらわなくては。
もう一つはアパートのこと。ルームメイト探し。一人だけこの部屋に移りたいという女の子から昨晩、「この部屋に来たいのだが、母からもう少し安いところを探してみたら?と言われたので、2,3日待ってもらえますか?」とメールが届いたのだ。私と今のルームメイトは誰も見つからなかった場合、この部屋の契約を6月末で終わりにしようと思っている。私は一人では絶対に支払うのは無理だからだ。そして6月末で契約を終わらせるならば、明日中にマネージャに話をしなければならない。なので今朝から彼女と連絡を取ろうとしているのだが、まだ連絡がない。最悪明日の朝までに連絡がなかったら、この部屋は出て行くことにしている。
ということで次から次へとどうしていいか、わからないことばかり起きている。おまけに明日はクイズが3つ。朝からあちこちに電話したり、イライラしているうちにもう3時になってしまった。
気分を切り替えて、勉強をしないと。これで成績が悪かったら、ますます気分がへこむのは間違いがない。落ち着かないが、考えても結果が変わるわけでないし、とりあえず上記2件は勉強する間、忘れよう。本当に一人でのアメリカ暮らしは私をたくましくさせてくれる。
さ、勉強を始める。