日曜日に引越しをし、日曜、月曜と新しい部屋で過ごしている。今日は3日目の夜だ。先程友人がやって来て、ネットの設定を全部してくれた。ルームメイト、Rhioが先週DSLを申し込み、私も使っていいと言ってくれたので、早速今日、無線RouterとCardを買いに行った。両方で90ドルの出費は痛かったが、家中どこでもネットが使えるのは、ちょっと嬉しい。というより、メールチェックができない、そして日記が書けないのは、思ったよりもフラストレーションが溜まることに気が付いた。たった2日にも関わらずだ。一体いつからこんなにネット依存体質になってしまったのか?
しかしメールチェックができないと、私は本当に困るのだ。と言うのも、私はほとんど電話をかけないし、電話を受け取ることもあまりない。友人も私が電話をあまり好きではないのを知っているせいか、あまりかけてこない。私はもちろん携帯も持っていない。そして連絡はメールのみということがとても多い。なので家でメールが使えない状況はとてもFrustratingだった。(日本でも、電話代が基本料金だけというときが時々あった。つまり一ヶ月間に一度も電話を使っていないということ。)時々、ここでは携帯電話の必要性を感じるが、それでもなければ困るというほどではない。
私が電話があまり好きではないのは、自分の時間を邪魔されたくない、そして私自身も相手の時間を邪魔をしたくないからである。相手が何をしているかわからない状況の時に、果たしてこれを今どうしても話す必要性があるのかと考えてしまうのだ。そして大抵メールにしてしまう。メールだと相手の迷惑になることは、まずないだろう。相手が完全に暇なことが分かっており、私からの電話を待っている状況のときには、もちろん堂々とかけることができるのだが…。
それにしても今回、ネットが2日半家で使えなかっただけで、こんなにFrustratingだとは思っていなかった。ネットなんて、ここ7年半ほどの習慣に過ぎない。しかし今や、私の生活には欠かせない。特に留学生にとっては、情報を仕入れるのに必需品だろう。(授業は英語だけでは分からない。母国語での予備知識があれば、理解度は急に深まるし、楽になる。)辞書や本の方が好きなのだが、タイムリーな情報や専門知識はネットから仕入れる方が断然早い。ネットは私の留学生活の基本の柱の一つである。その柱が今回、無線、そしてDSL(今まではダイアルアップだった。)と太くなったのだ。これは引越しの嬉しいおまけだ。ルームメイトくんに感謝しよう。
さて、私は引越当日の夜は、10時に寝て、4時に起き、昨晩はルームメイトと夜中まで飲んだ後、熟睡。場所が変わっても、私はどこでも眠れる人だ。もちろん新しい部屋は、まだ勝手がわからないので、何となく不便ではあるが、そのうちいろいろ細かくアレンジしていくうちに何となく落ち着くだろう。まだ完全にComfortableな状態とは言えない。例えば、猫ともどのくらい遊んであげるべきなのか、よくわからない。猫を飼ったことがないので、どの程度接してあげるべきなのかが、わからないのだ。部屋の前で鳴いている時には、一緒に遊んであげるのだが、ずっとかまっているわけにもいかない。でも寂しそうな顔で見上げられると、どうすべきなのかがよくわからない。
新しい家はまだまだ慣れないことが多いが、なかなか快適だ。冷蔵庫も台所の戸棚もほとんど私のものばかりである。ルームメイトは私にとても気を使ってくれるし、(本当は私が居候のはずなのだから、立場は逆のはずなのだが)必要なものはほとんど揃えてくれたり、作ってくれたりする。一方、私は何もしていない。そのうち、作ったご飯でも、シェアすることにしよう。そうそう今日は電気屋へ行くため、モールへ行ったのだが、前のアパートから比べると、かなり近くなった。ここは、立地条件は最高だ。学校も仕事先もモールもショッピングセンターもお気に入りのディスカウントショップも全て近くなった。そしてUtilities込みで$400だ。しかもときどき、ご飯をご馳走になり、ビールやワインもかなりいただいている。やはり近々、ご飯でも作って差し上げよう。
しかし、こんなに快適にも関わらず、何となく前の部屋が恋しい。アメリカに来てから私の生活は全て、前の部屋にあったのだ。あの部屋で喜怒哀楽を全部経験したせいだろう、まだ気持ちが前の部屋にあるようだ。早くこの部屋に慣れよう。