先日全ての授業が終わった。6月2日はWorld Religionsの最後の授業だった。このときに全てのペーパーが返されたのだが、私のタームペーパーは190点だった。(周りの人が全員200点なのに!)どうしてか理由を聞きに行った。そのとき教授と話をして、「ちょっとコーヒーでも飲むところに移動しない?」と言われたので、コーヒー屋さんで話をして帰ってきた。その教授がヒッピーだったときの話から、どうして宗教を教えることにしたのか等々、いろいろと興味深い会話だった。
帰り際、「知り合いがブルースバンドでギターを弾いているのだけれど、今度行かない?」と言われた。どうせアメリカ人の話なんて半分以上当てにならない社交辞令といつも思っている私なので、「いいですよ。」と適当に答えて帰って来た。この教授、恐らく60歳は越えているおじいさんだし、悪気はないだろうと思ったのだ。
その話を友人数人にしたところ、それ明らかに変だよ、と言うのだ。教授が学生をお酒が飲める場所に誘うこと自体が問題だよ、と。おじいさんなので私はそんなことを少しも考えなかったのだが、友人の言うことももっともである。次の日にメールが届いた。しかも3回。そしてそれらを読んで、私も明らかにおかしい、と思った。なぜなら、ちょっと有り得ないほどのほめ言葉の連発だったから。
一度は行けなくてすみませんメールを返したが、その後も2度メールが届いた。今日も先ほど新しいメールが届いたので(しかもまたお誘い)うーん、これはやはりhitting on me? と、思い始めた。友人曰く、いつも満点の私が、そのときだけ190点だったのはおかしいし(ほとんどの人が200点満点だったので)、彼はそのことで私が授業の後質問に行くことを計算に入れて、10点減点したに違いない、と言う。そこまで計算されていたかどうかは分からないが、ちょっとこの1週間の頻繁なコンタクトは異常である。教授だから、おじいさんだからといって、安心してはいけなかったのだ。留学生の皆さん、本当に気をつけてください。
ま、もう授業がないからいいのだが、こういうことがあると折角の授業に対する印象も変わってきてしまうではないか。真面目にやってきた授業なだけに不愉快だ。