クリスマスイブの夜だが、何てことはない、いつものようにレストランで働いただけである。今朝は往復88マイルの距離をドライブし、Costa Mesaへ髪を切りに行って来た。先日ベトナム人に切ってもらった髪なのだが、気に入らず、やはり日本人に切ってもらおうと思い、わざわざ片道70kmかけて日本人が多い町へ行ってきたのである。
Yahoo!Mapによると片道44マイル、45分と書かれており、高速道路で平均時速120kmで走ったところ、ちょうどそれくらいの時間で着いた。Yahoo!Mapの基準は時速120kmなのか。すごいな。
美容院では適度に気に入る髪形に変えてもらい、帰りはブックオフで世界史の本を買い(次の授業に備えて)、Mitsuwaで買い物をして帰って来た。一体どうやってスーパーで82ドルも買い物をしてしまったのだろう。たまに日本人スーパーに行くと、いつもたくさん買い物をしてしまう。私の家の周りには日本人スーパーはなく、一番近いところでもが車で30分ほどのところにあるだけなので、時々行くとついつい、いろいろなものを買い溜めしてしまうのだ。
日本人向けスーパーの客は、85%以上は日本人だろうか。スーパーの中はアメリカではないようだ。ま、それは中国系、韓国系のスーパーも同様だ。しかし他のアジアンスーパーは安いのに、日本人向けスーパーはどうして高いままなんだ?
今日はお正月準備食料品が多く売られていた。ふーむ、アメリカでも紅白かまぼこや栗きんとん、伊達巻などが並んでいると何だか不思議だ。アメリカ人から見ると、もっと不思議だろう。
最近少し日本人スーパーへ行っても前ほど興奮しなくなってきた。段々とアメリカのスーパーの中でもお気に入りの商品を見つけ、それなりに利用するようになってきたせいだろうか。しかし欲しいものがすぐに手に入るのは、やはりいい。慣れ親しんだ製品の方が安心もできる。しかしアメリカに来て完全に日本製ばかりで周りを固めていては、外国生活にいつまで経っても馴染めないような気もする。そのため日本人スーパーが自分の町にあればいいな、と思う反面、遠いからそれなりの代替品を近所のスーパーで見つけるのも悪くないかな、と思うようになってきた。
海外生活にどっぷり浸かるのも、片足だけ突っ込むのも、本人次第よね、と日本人スーパーでの日本人を眺めていて、ふと思った。