結局Precalculusのテキストは約束の期日が来ても届かなかった。そのため友人に古いバージョンのテキストを借りた。そしてさらにクラスメートから新しいテキストを借り、どこが違うかを比較してみた。するとテキストの説明部分は全て同じ内容であり(数字まで同じ)、違うのはExercisesの部分のみということが分かった。(多少Chapterのずれはある。)
そのためExercisesの部分のみをコピーし、今学期はこれで乗り切ることにした。今更テキストをオンラインで購入するには時間がなく(Winter sessionはたった6週間)、学校で買うには高すぎる。(100ドルもする。)新しいテキストのどのChapterが古いテキストのどのChapterになるのか、教科書全てを見比べるのに3時間ほど費やしたが、全体の出費は3ドル弱で済む計算になった。コピー代52ページ分である。
その後業者から連絡があり、恐らく郵送の途中で紛失したと思われるため、全額をRefundするとメールが届いた。ほぼ同時にAmazon.comからもRefundのお知らせメールも届き、銀行口座をチェックしたところ、既にRefundがされたようで、クレジットがプラスという変わった明細になっていた。
Refundは実はこれで3回目である。1度目は購入したテキストが既に売れてしまっていた、2度目は期日に届かず、3度目は紛失(業者曰く)。しかし全て良心的な対応で事なきを得ている。Amazon.comのUsed bookを買うと、ここら辺はしっかりしている。
新しいテキストと古いテキスト、多少Chapterが異なるので面倒なことはあるが、大した問題ではない。届かなかったおかげで60ドル分浮いたことになる。3年に一度教科書は新版が出るのだが、結局マイナーチェンジでしかないらしい。しかし出版社はこれをしないと、中古市場が発達しすぎてしまっているため、儲けが出ないらしい。
ま、多少不便だが、60ドル浮いたことはありがたい。浮いたお金は次学期の教科書代にまわすことにしよう。