絶対話せる!英会話

Torrance。

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今日は授業の後、Torranceまで髪を切りに行って来た。前回はLAでカットしてもらったのだが、今ひとつ気に入らなかった。LAに越して来る前は、わざわざCosta Mesaまで行っていたのだが、LAからCosta Mesaは遠い。もちろんLAにも日本人美容師さんがいる美容院は沢山あるのだが、どこに行けばいいのかが分からない。そこで今朝ルームメイトに「ね、髪の毛どこで切ってもらっている?」と聞いてみた。すると「今日これから髪を切りに行くの。」と言う。場所を聞いてみたところTorranceとのこと。へぇ、Torranceへは行ったことがないから、私もそこに行ってみようかな、と思い立った。

以前一度だけベトナム人美容師さんに切ってもらったことがあるのだが、こちらの美容師さんはレイヤーが入った髪形を作るのが下手だ。と言うより、単にまっすぐおかっぱが伸びたような髪形にされてしまうのだった。金髪ならそれでもいいだろうが、髪が真っ黒で、しかも量が多い私には、そんな髪型は重すぎる。なので髪の毛は絶対に日本で美容師をしていた人に切ってもらうことにしている。しかも私は女性美容師さんでないとイヤなのだ。なぜか私の経験上、女性の美容師さんに髪をいじってもらった方が、自分では気に入るのだった。

今日の髪の毛はとても短くなった。想像していたよりもかなり短くなり過ぎたので、しばらくは髪を結わいていようと思う。髪なんてどうせすぐ伸びるものだ。しかーし、私のように、髪の毛なんてどうせすぐ伸びると考えられないお嬢さんが、今日美容室で私の隣に座っていた。なんと彼女は美容室で号泣していたのだ。いやぁ、美容室で美容師さんに文句を言いながら泣いている人なんて今まで見たことがなかったな。私と私の髪を切ってくれていたお姉さん美容師さんと話が盛り上がっていたとき、急に隣の女の子が泣きながら「すみません。」と何かを訴えてきた。あまりにも号泣状態だったので、何を言っているのかがよく分からなかったくらいだった。その女性美容師さんがティッシュを持って行ったのだが、まだ泣き止まない。どうも「何で客の私にそんな頭越しに物を言う言い方をするんですか?!」と、彼女を髪を切っていたお兄さんに文句を言っていたらしい。それにしても、髪型が少しくらい気に入らないくらいで、そして美容師さんの対応がちょっと悪かったくらいで泣くな!と言いたくなってしまうシーンだった。よほどお嬢様育ちだったのだろうか?うーん。

ま、その話は置いておき、私の髪を切ってくれたお姉さんはもうTorranceに10年住んでいると言っていた。しかしアメリカにいるという実感はあまりしていないとも言っていた。Torranceにいると、英語はまるで使わなくても生活していけてしまうらしいのだ。私は髪を切ってもらった後、どこどこに行けば本屋が、どこどこに行けば日本の98セントストア(しかし製品の値段は1ドル50セントだが)があると教えてもらい、順番にTorranceをうろうろとしてみた。車を走らせていても、日本人向けのお店が入ったショッピングセンターが多い。そしてスーパーの品揃えの充実していること。LAのダウンタウン、Sawtelle通りよりも品揃えは豊富だ。Marukai98セントストアなんて、まるで日本の100円均一ショップにいるかのようだ。

そしてそれほど広範囲ではないエリアに、このショップの他に、ニジヤ、ミツワ、マルカイとあるのだ。しかもそれ以外にも小さなショッピングセンターには日本人向けの店がたくさんある。確かにこれだけ日本人向けのお店が揃っていれば、そしてそこにしか通わなければ、なおかつ日本人だけを相手にする仕事をしていれば、英語はまるで必要としないだろう。どうりで私の知り合いのTorranceに住んでいる日本人は英語がまるで話せなかったわけだ、と納得してしまった。

しかしTorranceの町は、期待していたほどは何もなかった。私の中でのヒットとしては、Marukai 98セントストアだけだ。町は前に住んでいた町とあまり変わらないように見えるし、工場が多く治安もそれほど特にいいようには見えなかった。ホームレスの人も何人か見かけたし。(もちろんLAの比ではないが。)日本人が多く住む町としては、Costa Mesa、Tustinの方が全然いい印象を受けた。ま、しかし日本人が住むには、とても暮らしやすいのかもしれない。何せ日本と同じような生活が送れるらしいので。

Costa Mesaに初めて行ったときにも、そう思ったことはあるのだが、訪れた国の文化に浸る、浸らないも本人次第。アメリカには、英語を全く話さなくてもいい環境はどこにでもある。南カリフォルニアしか知らない私だが、そういう町はLA近郊にあちこちある。中国語が、韓国語が、そしてスペイン語がメインのところでは英語を聞く方がはるかに少ない。今日私は、日本人向けのお店にしか行かなかったので、Torranceでは一言も英語を聞かなかった。聞こえてきたのは、日本語、韓国語、そして(恐らく) タカログ語。アメリカって不思議な国だ。LAのKorea Townのように完全に韓国語だらけではないけれど、日本語だけでもこうやって生活していける場所があったのかと、今日は新しい発見だった。

しかーし、私は多少危険があっても、LAの方がいい。

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