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【新型コロナ】日本とアメリカの現在の対応の違い

この記事は6分で読めます

日本とアメリカの今の対応の違い。

今回は、日本へ久しぶりに帰ったからこそ気づいた

アメリカと日本のコロナ対策への取り組みと

社会の受け止め方の違いについて

書いてみようと思います。

 

実は私、この夏、3年ぶりにやっと

日本へ帰ることができました。^^

3年間、本当に待ち遠しかったです。

日本の外では今COVID-19はどういう扱いなのか、

興味がある方は読んでください。

 

猛暑の日本でマスク着用に驚く

さて、私が7月に日本へ行ったときに

まず最初に驚いたことは、

あの暑い中、ほぼ全員の人が

マスクをしているということでした。

 

 

と言いますのも、新型コロナウイルス

(COVID-19) への認識が

アメリカではもうすっかり変わっており、

誰もがかかるものであると考えられていて、

そこまで気にしている人は

今はほとんどいないと思われるからです。

(あくまで個人的印象ですが。)

 

アメリカ人はどれくらいの人が感染したのか

昨年(2021)末の時点で、3分の1のアメリカ人は

COVID-19に既にかかっており、

今年の2月までには、

60%近くの人がかかっており、

(子供は75%かかっていることも含みます)

その後も数は増え続けていますから、

今はどれだけの人が一度はなったことがあるのか、

想像もできません。多分相当増えているでしょう。

 

 

調べてみたところ、きちんとしたデータは

まだないようで、最近の数字の予測としては、

ここら辺が妥当なようです。

ワシントン大学を拠点にした

健康関連のリサーチ機関 (IHME) の予測です。

 

 

++++++++++++++++

We estimate that 82% of people in US have been infected at least once as of July 11.

++++++++++++++++

 

 

スラッシュを入れて読みやすくしてみますと、

We estimate / that 82% of people in US / have been infected / at least once / as of July 11.

 

 

私たちは推定する/

アメリカにいる人の82%が/

感染した(←感染された)/

少なくても一度は/

7月11日の時点で。

 

 

この文を見ますと、estimate の後ろには

that節が来ることができるのだな、

ということがわかります。

We estimate → 何を?

それに答えるのが、that からの部分です。

 

 

英語って、動詞の後ろに何が来るのかを

知らないと使えません。

ですので、動詞の後ろには

何が続くのかを気にしていってください。

 

 

そしてthat 節の中には、

その節の中での主語と動詞があるはずですから、

それを探します。 

今回、主部にあたる部分は 82% of people in USで、

その次に have been が来ていることで、

haveからの部分が動詞であることがわかります。

現在完了形で受け身になっています。

 

 

as of ~というのは、~の時点で、

ということです。便利な言い方なので、

覚えておかれるといいと思います。

 

 

そういうわけで、アメリカにいる人の82%の人が

既にかかったのではないかと推測されており、

そこまでの割合の人がかかっていたとしますと、

5人中4人ですから、「誰もがかかるもの」

という認識になっていても、不思議はないと思われます。

そこからまた更にまた1か月半も経っていますし、

この割合はもっと増えているのではないかと推測できます。

 

アメリカでのマスク着用は?

マスク着用義務(mask mandate) は、

カリフォルニアでは今年の3月には、

requirement から、

strong recommendation へと変わり、

それ以降は、インドアでマスクをするかどうかは

本人たちに任されています。

個人的には、このとき90%近くの人が

マスク着用を止めた印象を持っています。

 

 

我が家では、外へ出かけるときは、

しばらくマスク着用を続けていましたが、

しかしそれでも家族全員で

5月にCOVID-19にかかりました。

その頃には、ジムでもマスクを着けている人は

数えるほどでした。

 

 

私は7月に日本へ行くことが決まっていたため、

何が何でもCOVID-19にかかるわけにはいかず、

日本に到着するまでは、

とりあえずマスクを着用していました。

(出発時刻前の72時間以内に検査を受け、

その結果がネガティブでないと

飛行機へ乗れなかったからです。)

 

 

そういうわけで、ほとんどの人が

マスクをしていなかったアメリカから

日本へ到着したときに、

「え?全員がまだマスクしている…」

と驚いたわけです。

 

 

しかし、よくよく観察してみますと、

政府は外ではマスクを外すように

推奨していましたが、

それでもほとんどの人がしていることに気づきました。

日本の夏は、非常に湿度が高く暑いので、

マスクをしていると気分が悪くなるくらいです。

 

 

私は今回日本滞在中に姫路城へ行きましたが、

たまたま行った日が今年一番の暑さだったようで、

歩きながらぼうっとしてきてしまいました。

マスクを外すと息がしやすくはなりましたが、

ただこの炎天下の中、エアコンのない室内では

マスク着用は大変厳しいと思いました。

 

 

まだまだ日本は暑いままのようですが、

この異常なまでに暑い夏を、

ほとんどの人がマスク着用で

過ごしたことを考えると、このまま今年いっぱい

冬まではマスク着用を続ける人が

多いのではないかと、個人的に想像しています。

 

 

私は日本ではもちろん非常に楽しい日々を

過ごしてきましたが、アメリカへ戻ってきて、

マスクを外した生活に戻りますと、

(もうジムでも誰もしていません)

ああ、やっぱりマスク有りの生活は

あの暑さの中はしんどかったな…と思いました。

 

 

(※ レストランでも、ジムでも、お店でも、

今はマスクをしている人をほとんど見かけませんが、

実は昨晩、カジノへ行きましたら、

1割弱くらいの人がマスクをしていました。

カジノの中はわさわさと混んでいましたし、

どうしても隣の人と近くで長い時間を過ごしますし、

そしてお客さんは年配の方も多いために、

マスクをしている人が他よりも多いのであろうと思いました。)

 

もう何の制限もないの?

アメリカ人のCOVID-19に対する見方は

初期の頃とはだいぶ変わったと思いますが、

COVID-19が普通のインフルエンザのような扱いになったかと言うと

そういうわけでもなく、

カリフォルニアでもまだ一応

Isolation  (隔離) などは続けられています。

日本語にすると、isolationも quarantine も

感染関連の訳では、隔離となってしまうようですが、

定義は異なります。

 

 

このカリフォルニアのウェブサイトによりますと、

Quarantineは、家にいることであり、

+++++++++++++

Quarantine means staying home.

+++++++++++++

 

 

そしてIsolation は、家にいて、

家族の人たちからも離れていることと言われています。

+++++++++++++

Isolation means staying home and away from others in your household.

+++++++++++++

 

 

まだ、isolationは以下の文のように、

+++++++++++++

It is for people who are ill or test positive.

+++++++++++++

 

病気の人か、テストでポジティブ(陽性)

と出た人に適用されるらしいです。

そしてisolation は少なくても5日間続け、

5日目(Day 5) にテストを受け、

そこでネガティブとなり、熱もなく他の症状も消えたら、

Day 6 にisolationはやめていいそうです。

 

 

ということで、一応まだ

こうすべきということはありますが、

それでもアメリカでは今はすっかり

COVID-19が起こる前の状態に戻っていると、

生活していて、実感としてもそう思います。

 

 

一方で、日本はまだまだ大変そうです。

で、実際の数字はどうなのかも気になったので

調べて比較してみました。

 

日本とアメリカ、現在はどちらが?

実際今の状況を比較してみますと、

● アメリカでは

これを書いている昨日時点(2022/9/3)の

死者数 (deaths) が502人、

直近の7日間の平均が530人です。

Google のまとめは、The New York Times

が元データのようです。

 

 

● 日本では、

昨日時点の死者数が350人、

直近の7日間の平均が289人です。

アメリカの人口は日本の約2.65倍なので、

単純に人口を合わせますと、

もし日本にアメリカほどの人口がいたら、

それぞれ928人と766人となり、

確かに割合としては、今は日本の方が

多い計算になります。

 

 

◆ 新感染者数としては、

・アメリカでは、

昨日は88,353件、

7日の平均が85,472。

 

・日本では、

昨日は130,182件、

7日の平均が147,945件。

 

これは明らかに日本の方が新感染数が

多いことがわかります。

日本の人口は、アメリカの2.65分の1であるにも関わらず、

既に日本の件数の方が上回っています。

 

 

こうしてみますと、客観的に見ても、

今は日本の方が感染が増えていることがわかり、

まだまだ日本は大変そうです。

 

 

しかしここに来るまで、アメリカはもっと大変でした。

COVID-19 のせいで、

平均余命 (life expectancy)が

下がってしまったくらいです。

2019年の life expectancyは79歳でしたが、

パンデミックの影響で、

2021年には76.1歳にまで下がってしまっています。

ものすごい落ち具合ですよね。

 

一方で、日本では2020年も上がり続け、

2021年の時点で若干落ちたくらいで済んでいます。

 

 

今までの累計の感染数もアメリカは相当多いです。

・アメリカは、94,546,190件、

日本は、19,477,962 件。

 

亡くなった人の数は、

・アメリカでは、1,043,401人。

・日本では、41,099人。

 

 

桁違いにアメリカでの死者数が多いです。

これだけの方が亡くなったので、

life expectancy が、3年近くも短くなったのでしょう。

 

 

この数を見ますと、

日本は今はケース数が多いですが、

初期の対応はよかったのではないでしょうか。

 

 

また国民性の違いもあったとは思います。

そしてアメリカのメディアは、

メディアにより異なることを言っていたので、

どの情報を信じるかによって、

人の行動も異なってしまっていました。

 

オミクロン株対応ワクチンが認可

また、COVID-19関連の最近のニュースとしては、

オミクロン株対応のワクチンが

FDA (the U.S. Food and Drug Administration)

数日前に承認されたことでしょうか。

 

 

承認はされましたが、まだどこで

受けられかについては、今これを書いている

時点では見つけられませんでした。

また新情報が出てきましたら、

ここで書いていきたいと思います。

 

 

そういうわけでここまで

両国にいた肌感覚とデータで、

COVID-19 について書いてきました。

 

 

まだ暑い日本の夏。皆さんが、早くマスク着用から

解放されることを願っています。

 

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