ブログを通じて知り合い、今は飲み友達となったひかりさん。その彼女のブログで数日前、エコキャップという活動を知った。
http://hikariathikari.seesaa.net/article/109199005.html
http://ecocap007.com/index.html
なんでもペットボトルのキャップを集めて、再資源化事業者へ売り、その代金で「JCV世界の子供にワクチンを」というNPOに寄付をして、ワクチンを購入するらしい。
http://www.jcv-jp.org/
キャップ400個で10円にしかならないのだが、ある程度の大きさのオフィスや団体ならペットボトルのキャップなんて毎日100個くらいは集まるのではないだろうか。すると10日弱で一人分のワクチンが買えることになる。(ワクチンは20円で800個のキャップが必要らしいのだ。)
会社でのペットボトルのリサイクル方法は、家庭でのリサイクル方法に比べると徹底していないと思う。例えば、私の実家のある地域では、ペットボトルは周りのプラスチックの部分をはがし(商品名が書かれているカバーの部分)、キャップとボトルは別にして回収されることになっている。(更に私の父は丁寧に更に小さなサイズに切り分けたりもしている。)しかし会社だと、リサイクル用のゴミ箱にペットボトルをキャップごと入れるだけで終わりではないだろうか。(最近日本で生活していないので、現状は知らないのだが。)
ワクチンがあれば死なずにすむ子供たちは世界中に未だに沢山いる。Sub Saharan Africaでは伝染病、出産時の状況、栄養不足で死ぬ人の割合が75%以上も占める。医療だけでは救えない状況もあるが(女性への教育、貧困、インフラなども必要)、それでもワクチンやたった数粒のサプリメントなどが、その人を病気から守ることができるのも確かなのだ。
ならひかりさんの会社のように、ちょっとした工夫でキャップを集めることにしてみたら、それが関係する全ての人にとっていい結果となるかもしれない。分別しないとゴミとしてしか扱われないものなら、分別してそこからお金を生み出し、それがワクチン購入につながるのなら、それはとてもいいことだと思う。