絶対話せる!英会話

Sunset Blvdでの異変。

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私の毎日の通学路、Sunset Blvd.は、道幅も広く先の方までよく見える運転のしやすい道。通勤時間帯であっても、行き先には学校しかないため、大抵は空いている。そんな空いている道の反対車線が、今朝は突然混んでいた。何だ、何だ?と思ってみてみると、パトカーと白バイが停まっていた。

その後ろには車が完全に停められていた。なぜかというと、車が2台大破していたのだ。一台の車はボンネットのサイズが半分になっていた。もう一台も車体がへこんでいた。こんなに見晴らしのいい道路で、どうやったらこんなに2台思いっきりへこむほどの交通事故が起こったと言うのだろう?見晴らしがいい場所とは言え、気をつけないといけないな、と思いながら学校へ向かった。(ただしSunset Blvdは途中からくねった道になるのだが。)それにしても交通事故で警察が出てくるのは珍しい。

授業を終え、それから5時間後に学校を後にした。Sunset Blvdは学校の周りは、くねくねした坂道の見晴らしの悪い道となる。初めて通る人が夜に運転したら、さぞかし運転しにくい道だろうと思う。何せ夜は対向車線全ての車のハイビームで目潰しをされながら、くねくねした坂道を運転しないとならないのだ。はっきり言って、あれだけ目潰しをされると、ほとんど勘で運転しているようなものだ。ま、私が岐路についたのは、夕方4時頃なので、今日は完全に明るかったが。

くねくねした道を調子よく運転していたら、カーブに車が停まっていた。「おいおい、こんなところで故障?危ないよ、その位置。」とチラッと車を見たら、またしてもボンネット半分。相手はどこだ?と思ったら、道の反対側に停まっていた。カーブとはいえ、道幅の広いところだった。どちらかが大幅に斜線をはみ出さない限り、あんなへこみ方はしないと思うのだが。

どう見ても事故が起こらなさそうな場所での交通事故2件。一日のうちで2回もそんな事故を見るとは。死ぬまでの間に、交通事故に巻き込まれない人がいるとしたらアメリカ生活では軌跡かもしれない、とふと思った。

昨日友人が、友人の目の前で交通事故が起きたことを話していた。朝早くフリーウェイを走っていたら、前の車がよたよたし始めて事故を引き起こし、中央分離帯に衝突し、勢いよく戻ってきて別の車にまたぶつかり、スピンしながら走っている友人の車の方へ逆走行してきたとのこと。友人がもし急ブレーキをかけたら、後ろの車に突っ込まれてしまうし、本当に焦ったらしい。どうにかそのスピンしていた車は友人の車の前で停まったらしい。そして後ろからも突っ込まれずに。

また別の友人も先月、彼の車の前に突然入り込んだ車が、本線に合流する際に何かにぶつかり(その無理やり友人の車の前に入り込んだ時点でバランスを失ったらしい)、フリーウェイの中央に向かって、空中を飛んでいったそうだ。そして本線を走っていた車にぶつかり、やはりスピンし戻ってきてまたさらに別の車にぶつかり、そしてそのぶつかった車にはまた別の車が突っ込み、大事故になったらしい。その後、友人はあまりにもショックだったらしく(もしかしたら自分が巻き込まれたかもしれないと考えていたようで)、その日は元気がなかった。

アメリカにいると、自分が運転する時間が増えるので、そしてフリーウェイの車間距離が日本の一般道路の車間距離ほどしか、運転手がとっていないため、間違いなく交通事故に巻き込まれる可能性は高くなる。私も時々運転中、うっかりしていることがあるので、気をつけようと今日は肝に銘じた。

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