絶対話せる!英会話

K.Town。

この記事は3分で読めます

私が4月に越してきたK.Townは治安があまりよくない。かと言って、本当に治安の悪いダウンタウンや、貧困層が住む地域ほどではない。本当に治安の悪い辺りは車で通っただけで、治安が悪いことがすぐに分かる。K.Townの治安の悪さはそれほど外見では分からないのだが、パトカーとヘリコプターの数で分かる。

ここに住み始めてもうすぐ3ヶ月。その間、夜外出をしたのは数回。最近は夜の授業を取っているので、夜の帰宅も多いが、それでもまだここ3週間ほどの話である。その数少ない夜外出のときに、犯罪を取り押さえようとしている警官たちを私は二度目撃している。一度目は私のアパートの真ん前の小さなショッピングゾーン。私たちはちょうどそのとき、そのエリアを歩いていたのだが、警官がライフルのようなものをカシャンとセットアップし(実際に音が聞こえた)、いつでも戦闘準備OKという状態だった。それ以来、夜は歩かないことにした。

先日夜の授業の帰り道、アパートから1本手前の道にあるガソリンスタンドでガソリンを入れていた。頭の上にはヘリコプターがずっと飛んでいる。しかもそのライトの照らしている辺りは、すぐ側のようだった。ガソリンスタンドから出るときに、大通りへは出づらいので、裏道から帰ることにした。右へ曲がって、もう一つ右へ曲がれば、すぐに家だったのに、右に曲がる道はパトカー数台でふさがれていた。外には野次馬と思われる人がうようよ。仕方なく左折、左折、左折で帰った。

先日は徒歩数分のところのショッピングモール(しかしできたばかりにも関わらず、あまり店が入っていない)に買い物に行ったところ、たった今通ったばかりの道が、これまたパトカーでふさがれていた。そして逮捕されている人を見た。あまりの堂々とした道の塞ぎっぷりに「西部警察」かと思ってしまった。

そして先ほどアパートの駐車場を出ようとしたときのこと。いつもはすいている道に車がぎっしりと。そこを抜け、右折をしようとしたところ、また家の前の小さなショッピングエリアに警察官がいた。そして右折はできないようにパトカーが道をふさいでいた。仕方がないので、遠回りをして郵便局へ向かった。その後買い物をして帰ってくる途中、(ガソリンスタンドからの帰り道に事件があったと思われる同じ場所で。)、壁に向かって後ろに手を組ませられている3人を見た。これが出かけるときと同じ事件だったのかは知らないが、この2ヵ月半で人が逮捕されているのを見るのは2回目。しかも私は用事がなければ外出しない人なので、普通の人よりは遭遇率は少ないと思われる。そして警察官が出動しているのを見るのは、6回くらいあったと思う。

その上、いつもパトカーのサイレンを聞く。一日に数度は必ず。ヘリコプターの音も毎日のように聞く。(W.Hollywoodに住んでいたときは、1ヶ月に2,3度だった。)ヘリコプターも渋滞情報が流されるような時間帯に飛んでいるわけではないので、何かしら事件かイベントがあったと思うのが自然だ。

去年の夏まで一緒に住んでいたルームメイトは、K.Townから私が住んでいたアパートに越してきた。人が人に銃を突きつけているのを目撃して、K.Townに住みたくなくなったと言っていた。ま、今となっては何となく気持ちも分かる。

しかしその反面、住みやすいのも確かである。時々、英語が通じなくて困ることはあるが、何と言ってもアジアの食べ物が安く売っているのは魅力だし、辛いもの好きな私にとって、レストランが曲がり角ごとにあるこの地域は、食べ物に困らない。しかも野菜も安いし、アジアの野菜、日本のお菓子なども簡単に手に入る。W.Hollywoodに住んでいたときは、近所にスーパーははなかった。

その代わりおシャレな人が多い地域だった。ゲイ、ストレートを問わず、カップルはスタイルもよく、格好にも気を使っている人が多かった。しかしK.Townは、おじさんとおばさんが本当に垢抜けない。日本の昭和30年代もきっとこんな感じだったのかな、と思ってしまう。多分、貧しかった時代に国を抜け出し、アメリカに移住してきて、相当苦労したのだろう。何と言うか、40代以降の人は皆くたびれた印象の人が多い。(若い人はそんなことはない。)

それにしてもどうしてこんなに普通に人が暮らしている辺りで治安が悪いのかは、謎だ。決してここら辺は貧しい人だけがいるという地域でもない。私のいるところから車で5分も走れば(夜なら3分)、素晴らしい高級住宅街が広がっている。(私がもしお金があって、どこにでも家を買えるというのなら、ビバリーヒルズよりも、サンタモニカよりも、ウェストハリウッドよりも、その辺りに家を買いたいほど素敵な住宅街が続く。)このわずかな距離で、この差は大きい。本当にアメリカは住み分けが出来ていて不思議である。

K.Townは、アジア人の若い人には住みやすくていいとは思うが(物価が安い、家賃も安い、食べ物も安くておいしい(私の感覚だとLAで一番))、家族連れにはちょっと危険だろうと思うし、恐らく子供にはあまり見せたくない人の逮捕劇に、子供が見慣れてしまうだろう。ま、私は一人身で、金銭的余裕もそれほどないし、その上アジア物が簡単に手に入るので、今の地域はちょうどいいのだが、安全はお金で買うアメリカなので、働き始めたら次の場所を考えた方がいいかな、とも思うようになった今日この頃。

やはりどう考えても、引っ越してきて3ヶ月も経っていないのに、ちょっと警察官を見すぎだと思うのだ。

<20分後にまた。>
この記事を書いて20分後、ヘリコプターが出動してきた。どうも近所でまた事件だと思われる。パトカーの音も聞こえるし、ヘリコプターが、ずっと近所を行ったり来たりしているからだ。ヘリコプターのうるさいところは、事件が終わるまで、ずっと頭上をくるくると飛び回ることである。こんなにヘリコプターが飛んでいる地域は、未だかつて経験したことがない。

あわせて読みたい

  1. 一番心が休まる第7週。

    2009年5月19日9:43

  2. く、車が…。

    2007年10月25日11:45

  3. 部屋見学。

    2005年6月10日0:00

  4. こ、腰が…。

    2005年3月24日0:00

  5. 日焼け。

    2011年4月19日13:04

  6. First Communion

    2010年5月19日12:48

英会話のスマホアプリ、作りました。

「絶対話せる!英会話」無料アプリ ★アメリカ生活の中で、実際に使われている英語表現をお届けしている無料スマホアプリです。11回目以降の音声は、このウェブサイトにて無料で聞くことができます。 こちらからどうぞ。

YouTube – 英語・発音・アメリカ生活

応援、ありがとうございます。

RETURN TOP
error: Content is protected !!