絶対話せる!英会話

将来のために。

この記事は3分で読めます

時々子供たちの宿題を見ているのだが(日本で言うと幼稚園生の年齢)、「えっ、これ幼稚園で?」と思うような内容があって驚いてしまう。まだ文字もそれほど読めないのに(文字は書けるが、単語を読んで意味を理解するレベルではない。)算数の計算問題がやたらと難しい。二桁の3つの足し算を先日はやっていたのだが、さかさまから見ていた私は、あっている?と聞かれても、10秒くらいは答える前に必要だった。レベルは、これくらい。http://www.sangan.jp/page01/cont/tasi/p10020-0-005.htm

これは日本では小学校2年生程度らしい。私が勉強を見ていた子はまだ5歳。二桁の引き算もやっているので、最近は幼稚園もすごいのね、とひたすら感心してしまう。彼の場合、実際は幼稚園ではなくモンテソーリの学校なので、進み具合は本人次第。なので昨年からもう小学校1年生の勉強に入ったらしい。そして近所の幼稚園に通っているまた別の幼稚園児の宿題も同様に山のようにある。私が住んでいる辺りの幼稚園は(中学校、高校もそうだが)、中国人が多いので、結構教育熱心なご両親が多いとのこと。

私は幼稚園の頃なんて、宿題があった記憶がないのだが…。あったっけ?思い出せない。とにかく私が公立学校で学んだ小学校2年生の内容を、1年半ほど進んで、ここら辺の子供たちは勉強しているらしい。不思議なのは、こんなに進んでいる子供たちがいるにもかかわらず、私が通ったコミカレの学生たちは中学生レベルの人なのでは?と思う人が多かったということ。彼らはこうやって恵まれた環境で勉強する機会を与えられなかったということなのだろうか。

振り返ってみると、英語というハンディを除けば、文法(国語として考える)、数学、地理、歴史、地学などは、私は日本で中学校を卒業した時点でコミカレに入学していたとしても、そこそこの成績は取れたと思う。(経済、社会学、ビジネス科目などは無理だったと思うが。)よい大学に行けばもちろん話は全く異なるとは思うものの、コミカレは私の感覚からすると、日本の中学校程度の成績の人たちが集まっていた。こういう言い方は失礼かもしれないが、あそこまで勉強ができない人たちを見たのは、私は中学生以来だったので新鮮な体験だった。

こうやって子供たちから大学生までを見て思うのは、成績や学歴はアメリカではやはり育てられた環境による差が大きいと思う。私の近所の子供たちのように小さい頃からこうして宿題に励むことを教えられて育つと、基礎学力は育つと思うし、遊んでいるだけの子供と違って、好きではないこともしないといけないということを学ぶ。やりたくないこともやらされることにより、物事に耐える力も養われると思う。そして何より学歴社会なアメリカ。高学歴であるに越したことはない。特別な能力があるとか、優れた頭脳を持っている人でもない限り、学歴はないよりもあった方がいい。

ということで、私はTiger Mom (http://www.time.com/time/nation/article/0,8599,2043313,00.html) の言うことは、至極当然だと思う。やはり子供の頃に苦労していないと、大人になって急に逆境になったときに、どう対処していいか困るだろう。一生子供が苦労しないくらいにお金に余裕があるのなら、いくらでもspoiled childrenを育ててもいいだろうが、そうでない人は子供に早くから、学ぶ面白さや、勤勉さや、努力から得られる達成感を味わえる環境を与えてあげるべきだと思う。

(記事の中からの引用。)
"If a child has the experience, even once, of successfully doing something she didn’t think she could do, that lesson will stick with her for the rest of her life." 
これには全く同感。私は子供の時にはそういう経験はなかったものの、大人になってからそういう体験をして、その後は怖いものがなくなった。自分の力を信じることができるようになったとでも言うべきか。そのときの成功体験が自分を完全に違う人に変えたと思っているし、これからもその体験が私の中で生きていける糧にもなっていると思う。この記事の中のこの台詞は、話の中の主人公が厳しかった両親から学んだこと。自分の身を通して感じたことだからこそ、自信を持って自分の厳しい子育ては間違っていないと言い切れるのだろう。こうやって厳しく育てられているアジア人が多いので、彼らがアメリカ社会でそれなりに成功しているのは、ごく自然なことだと思う。

さて、自分の周りの子供たちも(記事ほどではないが)勉強に関しては、かなり努力をさせられている。こういう環境の中で育って、この子達は将来どれだけ勉強ができるようになるのだろうと思う。どんな風に育つのか、15~20年後がぜひ見てみたい。隣の中国人娘二人(7歳と9歳)と、同じ敷地内に住む5歳の女の子は、間違いなく才媛と呼ばれるだろうと私は予測している。子供たちを見ていると、将来の可能性が無限にあるのだなと思う。なので宿題を見ているのは、実は私の秘かな楽しみなのだった。

あわせて読みたい

  1. たまには癒されたい。

    2007年11月22日7:45

  2. お買い物と運転。

    2004年10月4日0:00

  3. 励みになること。

    2009年2月18日13:47

  4. こ、腰が…。

    2005年3月24日0:00

  5. それでも4位。

    2009年4月8日10:22

英会話のスマホアプリ、作りました。

「絶対話せる!英会話」無料アプリ ★アメリカ生活の中で、実際に使われている英語表現をお届けしている無料スマホアプリです。11回目以降の音声は、このウェブサイトにて無料で聞くことができます。 こちらからどうぞ。

YouTube – 英語・発音・アメリカ生活

応援、ありがとうございます。

RETURN TOP
error: Content is protected !!