絶対話せる!英会話

中国文化体験。

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今日生まれて初めてカエルを食べた。アレルギーが出る物一つを除けば、大抵の物は食べられる私。食べずギライはないので、一応出てきたので食べてみた。ま、普通の食べ物だった。しかし予想よりも骨が多かった。

何でカエルを食べたかと言うと、隣の中国人3人家族の引越しと買い物を、昨日今日と手伝ったので、そのお礼としてご飯を食べに行きご馳走になったのだ。前にも書いた中国人のお母さん、娘、赤ちゃんは急に引っ越すことになったのだ。今日、お母さんのお父さんが中国からやって来た。4人で暮らすことになるため、急遽アパートを探したのだった。

私がその話を聞いたのは4日ほど前。必要なら、手伝うから、と言ってあったところ、昨日「買い物と荷物を運ぶのを手伝ってほしい。」と言われたので、よいしょ、よいしょ、と荷物を運んで、汗びっしょりになった。私の大家さんの姪っ子のパートナーが(更に隣の家)、私が手伝う前に大物は運んでくれていたので、私はもっぱら小物の運送だった。

部屋は2ベッドルームで今までの部屋とは大違い。決して広いと言うわけではないが、今までがひどすぎた住環境だったので、安心した。それにおじいさんが来るということで、お金にも前よりは不自由しない生活になるようだ。

今日はベッドを買いに行きたいと言われていたので、家の近所の家具屋を調べて連れて行った。IKEAは渋滞に巻き込まれる時間帯には、とてもたどり着けそうになかったので、近所で探すことにした。調べてみたら、実はうちの近所、中国人の家具屋が10件もあることが分かった。そして2件目に行ったところで、おじいさんはさっさと買うベッドを決めていた。早い買い物に驚く。前日、お母さんと娘と赤ちゃんを冷蔵庫を買うのに、Home Depotに連れて行ったのだが、そのときもお母さんの即決に驚いた。中国人気質なのだろうか。

今日は、おじいさんが来たということで、二人ともすっかり安心している様子がよく分かった。頼れる男の人がこれからはずっと一緒にいてくれるということで、二人ともいつもより遥かに嬉しそうで、はしゃいでいた。そしてお母さんの喋ること、喋ること。しかも実は相当大声の持ち主だった。運転していると、横から急に大声を出すので、びくっとしたことが何度も。今まで頼れる人もいなくて一人で頑張ってきたので、お父さんが来たということで相当救われたのだと思う。しかしいつもは全く泣かないベイビーが、今日はご機嫌斜めで誰かしら女性が抱きかかえていないとならなかった。赤ん坊は赤ん坊なりに環境の変化で不安なのかもしれない。今日は私もこの子をずっと抱いていた。

おじいさんは、おじいさんとは言っても、想像よりもずっと若い人だった。50代後半だろうと思うのだが、外見はもっと若い。そして小さなお母さんとは対照的に、背の高い人だった。付け焼き刃の丸暗記中国語で、「はじめまして。kbtです。」と自己紹介したら、返事が一気に戻ってきて困った。今日は3時間、中国語だけの環境で過ごした気分だ。何を言っているか分からないので、私は物まねをして皆の笑いを取っていた。でもおかげで何となく中国語の抑揚の感じが掴めた。

引越し先は、歩いても7, 8分のところ。「片付いたらパーティをするから、来てね。」と言われた。今度の部屋はきちんと二つ部屋があるし、シャワールームもあるし、台所だってかなりの広さがある。今まで外で料理をしていたこと、部屋にトイレもなかったことを考えると、雲泥の差である。衛生的な部屋に移ることができて、そして頼れる人が来てくれて(ここら辺は中国語(マンダリン)スピーカーも多いので、英語が話せないおじいさんでも大丈夫)、やっとこれからは落ち着いた生活を送ることができそうな二人だった。私も引越し先の部屋を見て、昨日は本当に安心した。

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