毎日状況は目まぐるしく変わるのだ。昨日も書いた保険の件とアパートの件。
まず保険の件。昨日病院へ電話したときに教えてもらった何とかというプログラム。授業の後、病院へ行き、アプリケーションフォームを埋めてきた。今日は詳しく説明できる担当者が休みだったので、詳細は分からないのだが、そのプログラムはカリフォルニアの住民用の「Cancer Treatment Program」だった。(私はCancerではないが、それに申し込めるらしい。)何でも特定のCancer treatmentだけのためのプログラムらしい。その名はMedi-Calと言う。Immediate health care services for this month and next monthのためと申し込み用紙には書かれている。
私は昨日電話で話をしたときに、てっきりMedicaidかと思ったのだが違ったようだ。「これが適用されると、いくらかかるのかなー?」と聞いたところ、「担当者ではないので分からないのだけれど、払わなくっていいんじゃない?」というものすごいお答えが。とにかく担当者が明日いるから電話して詳しいことは聞いてね。と言われた。へぇぇ、よく分からないけれど、いろいろなシステムがあるものだ。
そしてアパートの件。入りたいと言っていた女の子から、もう少し探します、と返事が来た。となると、答えは一つ。6月で契約は終了させる。ルームメイトに「契約を終了します。」書類を作ってもらい、先ほどマネージャに渡して来た。特に問題はないようだ。あとはいくらDepositが戻ってくるかだな。もし6月中に誰かを見つけられた場合、そしてそのときにこの部屋に次に住む人が決まっていない場合に限り、また契約を延長することもできるそうだ。ま、面倒だが、どこか住むところを探すことにしよう。
昨日友人二人がちょっと立ち寄ってくれてその事情を説明したところ、以前二人が住んでいたアメリカ人の家で部屋を間借りするのはどう?と勧められた。とてもオープンでいい家らしい。しかも学校のすぐ側で、歩いて学校へ通える距離らしい。ということはガソリン代が浮く。おまけにネットもケーブルTVも入っており、光熱費込みでも今の家賃よりも安い。来週のファイナルが終わったら、連れて行ってもらおうと思っている。友人の一人は今でもその家によく遊びに行くそうだ。ということは、その人たちは本当にいい人たちということだろう。ま、こちらは1ヶ月あるので、じっくりと探そう。
面倒なのは、部屋の片付けと引越しだな。夏は8単位とるため(16週の授業が6週間となるので夏セッションは少し大変)時間的にもあまり余裕がないだろうが、仕方がない。部屋探しと片付けと引越しだ。
昨日までは不確実なことが多かったため、気ばかり焦ったが、一日経って少しずつ行動してみると、また気分も変わるものだ。何でも全ては考えようだ。ルームメイトが見つからないとやきもきしていたが、見つからなかった今、「じゃ、次。」と考えられるので、とても気分がすっきりしている。友人が彼氏と暮らしている家からも(その家には他にルームメイトが2人いる)、見つからなかったら「ここに住まない?」と言ってもらっているので、部屋が見つからないという最悪の事態は避けられそうだ。なので、この件はあまり心配していない。というよりもDepositが戻ってきたら、手術代に少し回せるかも、なんて別のことを考えている。
そうそうお金が回せるで思い出したが、昨日ようやく車の修理代と代車と保険代のチェックが届いた。903ドルの修理代と183ドルの代車と保険代。これも車を修理しないとそのまま私のお金になることになる。私は車を修理したいが、なかには修理しないでお金だけもらってしまう人もいるのではないだろうか?
そして昨日はやっと名前の間違っていないSocial Security Cardが届いた。待っていたチェックとSSNカードが届いたことで、これでやっと毎日郵便受けをチェックしなくて済む。
毎日行き詰っているが、それでもどうにかこうにか物事は進んでいく。そして私は最近あまり動揺しない人になった。分からないことだらけだが、何とかなるだろう、といつも思っている。そして行動すれば、そのとおりいつもどうにかなってきている。こういう点ではアメリカに来たおかげで、かなり図々しくもなり、成長した。やはり人間たくさん困らないと育たないものなのね、とわが身を振り返ってつくづく実感。留学生、移民とStatusが変わり、その立場でしか経験できないことも体験できて、私は運に恵まれていると思う。何せ人生がいくつもあるかのようだ。いろいろハプニング続きでも私は自分の人生に飽きることがなくて幸せだこと。