今日は私の誕生日。20代の頃は年齢をしっかりと覚えていたのだけれど、30代になってからは段々と「あれ、私いくつだったっけ?」と分からなくなってきた。自分が若い頃にはこんな歳になることを想像もしていなかった。だって私が子供の頃はノストラダムスの大予言が盛り上がっていて、1999年には人類滅亡する予定だったし。というのは冗談だけれど、そしてなぜだか分からないのだけれど、私は誕生日になるとなぜかあの大予言を思い出してしまう。
そう言えば私の年齢が分からなくなっているのは、母も同様のようだ。今朝「お誕生日おめでとう」メールが届いていたのだが、最近は私が歳を取りすぎてしまったので、いくつになったのか計算しないと分からないです、と書かれていた。「私はね、父が30歳のときの子供だから、30引けばいいのよ。」と教えておいた。
よーく考えたら、母が私の年齢のときは、私は中学1年生。今私が当時の私を子供として持っていたら、いやだな。放棄せずに育ててくれて、ありがとうございます、お母様。しかしこの歳でも一人身の私は間違いなく日本の少子化に貢献している。私の親しい友人も皆同様。何せ友人と呼べる友人で子供がいる人はほとんどいない。恐らく5%程度か。友人は20代半ば~40代半ばで、特に30代半ば~後半が一番多い。しかし結婚していない人がほとんどだし、これからも特にする気はなさそうな。
さて誕生日に話を戻すと、アメリカでは誕生日はとても大事。だから誕生日に一人でいるなんて考えられないらしい。私はもう若くもないし、別に無理やりお祝いしてもらわなくてもいいのだが、アメリカではおばあちゃんだろうが、その日はスペシャルデーとして扱われる。私が働いているレストランでも家族(プラスそれぞれのメンバーのパートナー)が集まって、よくお誕生日ディナー会が催される。多いときには30人の団体になってしまうこともある。30歳を過ぎた人がそれぞれの家族を引き連れて親戚一同集まって誕生日を祝うなんてことは、まず日本では聞いたことがないが、皆とても楽しそうなので、それはそれでいいものだな、と思う。
私は昨日オフィスでケーキ(クリームがないスポンジケーキ)とクッキーをもらい、Happy Birthday To Youを歌ってもらった。長いことHappy birthday to you~♪なんて歌ってもらったことがないので、不思議な気分だったけれど、それはそれで嬉しかったのでこういう習慣もいいな、と思う。そして今日はオフィスに行ったところ、机の上にはカードが置かれていた。ありがとうございます、皆さん。
さて今は夕方。今日は私も外で友人とディナーを取ることにした。いつもは金曜日の夜は人に奉仕しっ放しだが(週末の夜は必ずレストランで働いているので)、今日はされる方に回ることにした。
さて出かける前に少しエッセイの構成練りでもしようっと。何せ締め切りは来週の木曜日。そして明日からは1泊2日で温泉に行くことにしているので、できるうちにやることをやっておかないと。恐らく旅先でもエッセイ書きをすることになりそうだ。おまけにしあさってからは授業も開始だ…。