日本で2週間の休日を楽しんで、アメリカへ戻ってきて4日目。まだ本調子ではない。日曜日の朝に帰国し、月曜日から仕事。午後は、毎日眠くてたまらない。というのもあまり夜眠れていないから。歳をとると、本当に時差ぼけから解消されるのに時間がかかる。
さて日曜日はWorld Cupを見た。どう見てもアメリカのペースで、日本が勝てるとは思わなかった。眠い目をこすりながらも見ていたのだが、途中から叫んで起きた。負けそうなときは諦めモードに入りがちだが、それでも諦めないとチャンスは回ってくるということを学んだ。久しぶりに無条件で気持ちが高揚した。翌日会社では、メキシコ人の同僚(本人も彼の子供もサッカー好き)が、あれはアメリカの試合だった、とぶつぶつ言っていた。
眠いながらも毎日、日々は過ぎていく。先週まで日本にいたことが嘘のようだ。日本に帰れば帰るで、アメリカの生活をコロッと忘れ、アメリカに戻れば戻るで日常生活に日々終われてゆっくり日本のことを考える暇もない。何だか私の中で、生活が二分されてしまっているかのよう。南アフリカから来た友人も、いつも同じことを言っていた。どちらかにいると、もう片方の生活が夢の中の出来事に思えるかのよう、と。