絶対話せる!英会話

やっとスタート地点かな?

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おぉっ。いつの間にかアクセス数が200を超えている。ちょっと恥ずかしいけれど、皆さんに読んでいただけて嬉しいな。何となく誰かとどこかでつながっているような感じ。

今は経済のクラスから帰ってきたところ。いつものようにお疲れのビール。今日はテストが帰ってきた。86点だった。ほっとしたよー。(^-^) コンピュータのクラスも一緒の女の子が「Cだった。」と言っていたので、慌てて教授のところに取りに行った。「B」だったので(86点はBになる。90点以上が「A」になる)本当にほっとしている。月曜日に提出したエクストラクレジットも2つ、10点ずつもらい、そして前回のグループプレゼンも45点(50点中)つまり「A」をもらったので、とても嬉しかった。後ろの席のドイツから来たトルコ人くんの話によると、(彼はこの教授の授業を前に取っていたことがあるので)前セメスターで10分で仕上げたレポートでも10点がもらえたと言っていた。そんなに真剣に時間を割くことはなかったようだ。私はディベートのレポートに7時間近く費やしている…。でもまぁ初めてレポートだったし、英語力不足もあるし、どの程度どんな風に書いていいかかなり考え込んだので、仕方がない。でも次からはかなり気楽にレポートが書けそうである。

今日はプレゼンもした。私たちのグループはそのトルコ人くんと、前回駐車場で話し込んだメキシコ人くんと、フィリピン人の男の人と私で、誰もアメリカ人がいなかった。前回と違って、全然緊張せず、クラスメートの前で話せた。でももちろん時々言葉にはつまるけどね。途中つまってしまったら、別のメキシコ人くんが助けてくれた。でもなかなかまとまって、私たちのグループはプレゼンできたと思う。休み時間は、コンピュータのクラスも一緒の女の子と話したり(彼女の英語は完璧にはわからないが)、グループのメンバーと話したりして、ようやくクラスにも慣れてきたたような気がする。長かったー。こんなに普通のことに馴染むのに、一ヶ月以上かかったのである。やっと普通にスタート地点に立てたような気分だ。

実は授業が始まってから(Sep.1から)2週間前までは本当にへこんでいた。もう全て(本当に全て!)に馴染めず、孤独感プラス英語力不足で、意味もなく結構泣いていたのである。宿題やテキストの読まなければならない量、お金がない惨めさ、不便さ、全てに圧倒されていたのである。何千回「I can do this.」と自分自身に言い聞かせていたことか。それでも少しずつこなしてきて、やっと今の心境に至ったのである。本当にやっと自分自身を取り戻せたような気分である。今日、その話を笑いながら(既に笑い話)ESLが一緒のペルー人に話したら、「自分の国で一人で何でもできても、外国で一人なのは、全然違う次元の話。外国から来た人誰もが経験することよ。どうしてへこんでいるときに言わなかったの。私も同じ思いをしたから、わかってあげられたのに。」と言われた。Thank you.である。

さーて、スタート地点に立ったところで、今週の金曜日はガイダンスもどきのクラスのテスト、来週の水曜日は英語のクラスのエッセイテスト、そして恐怖の第二段経済のテスト、さらに次の月曜日はグラマーのテストへと続くのである…。

そして多分来週からは働き始めるのである。でも私なんて、12単位しか取っていないのだから、なんのその、どうにかなるはずである。クラスメートと話をよくするようになってから、皆私よりもはるかに忙しくしていることに気づいた。仲の良いペルー人はお母さんでしょ。中南米の主婦は日本人の主婦より大抵忙しいのだ。英語のクラスの隣の18歳の女の子は(とてもかわいい)週に30時間働いて、15単位取っている。コンピュータのクラスの隣の席のメキシコ人くんは9単位取って、週に60-70時間働いている。そして後ろの席のトルコ人くんも大学で働いている。今日一緒にプレゼンしたメキシコ人くんは結婚もしていて、もちろん働いていて夜は学校である。前の席の黒人のお姉さんは、結婚している上、昼間は普通に働き、お母さんで、しかも夜は大学である。経済とコンピュータのクラスが一緒の女の子も、もちろん働いている。のほほんとしている場合ではないのである。私はスポンサーもいないけれど(いい年なので、当たり前)、それでもかなり彼らに比べると甘い生活をしているのだ。ということで、来週からは働き始めるのだ。

「外人て日本人と比べるとパワフルだよなー、肉を食べているせいかな?」とかアホなことを考えていたのであるが、そうではない。向上心が強いのだ。多分それはこの社会の不公平さが産み出す最もよい副産物だ。この国にいると、貧富の差、社会の不公平さにやけに目が行くけれど、それはそれで人によってはよく働く場合もあるのだ。もちろん反対の場合も多いが。反対の副産物の結果、刑務所を新たに建てなくてはいけなくなったりとかね。日本で普通に働いていると、日常生活にいつの間にか埋没してしまって、自分を磨くことを忘れてしまいがちだけれど(でもそうはならないように必死ではあったけれど)いかんせん凡人なので、日々の生活に流されがち。しかも日本に住んでいる限り、周りの環境も決して努力しなければ生きていけない世の中ではない。ということで、やっぱりここに来て勉強し始めて良かったなと、本当に心の底から思うのである。やっとスタート地点に立ったことだし、私の人生は私自身の力で作り上げていくのだということを再確認し、自分に言い聞かせた一日だった。

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