テストが返されてきた。なんと77点。しくしく…。間違ったのは、前半の4択問題20問のうち、9問。そして後半の筆記問題40問の1問。つまり実際的な応用問題はほぼできたのだが、言葉の障害か、ひっかけにやられたのである。言葉の定義なんて、どうでもいいじゃん。実際に簿記の記録がつけられるかどうかの方が大事じゃん。と一人ぶつぶつつぶやいてみた。私って、英語全然分かってないのかしら?と少しへこんだりして。
ところが私の前の席のトルコ人くんが(前のクラスからのお友達)ほとんど私と同じような点数配分で、点数も3点しか違わないことが判明。彼は後ろの問題は全部正解だったと言っていたので、つまり4択問題は私よりも一問多く間違っていることになる。彼はとても頭のいい学生だ。GPAは4.0である。つまり全クラス「A」。そして英語力はネイティブとほぼ同等であると言って間違いがない。その彼が私と同じような間違いをしているのだから、「良かった、問題は私の英語力ではない」と変な安堵感を持った。
当然の如く、授業の後、私とトルコ人くんは教授に話をしに行った。今回のテストの中には教わっていないこともあるし、理屈よりも実践の方が大事なのではないか、もっとプラクティカルな問題を増やしてほしいと言いにいったのである。(段々ずうずうしくなる私。)教授にはLogicalとPracticalのバランスを考えたので、今後も問題はこのままにするつもりだと言われてしまった。しかし、教えていないことがあるかもしれないので(前回のクラスのテストをそのまま使ったので、と言い訳していた)その部分については考慮しようと言われた。私が探さなくても(というか、私は時々教授の言葉を聞き逃していることがあるので)きっとトルコ人くんは、教わっていないことを見つけ出してくるだろう。
授業の後、私が96点ずつ残りの2回のテストで取らないと、私は「A」が取れない。とトルコ人くんに伝えたところ、「自分もそうなので、次はパーフェクトを取るしかないな。自分たちはできるよ。」と言われた。私もそう思う。だってこのクラス、決して難しくないのだ。きちんと勉強すれば(前回は宿題に追われていてほとんど言葉の定義などは勉強しなかったので)、確かに100点は取れる科目だと思う。(あ、ケアレスミスは除くけれど。)ということで、彼と「よしっ。次はパーフェクトね。きっと私達はできるよ。」と語り合って分かれた。その後、別のクラスメートと話をしていたら、彼も後半はほとんどできたけれど、前半はマイナス24点だったと言っていた。ははは、皆その部分は大事だと思わず、勉強しなかったに違いない。「良かった、私の英語力不足だけの問題じゃなかった。」とまたしても、つくづく思ったのである。アメリカ人だって引っかかるのである。
でも次のテストはきちんと勉強するぞ。