おしっ!と画面の前で握りこぶしを上げた。最初から無理だーと諦めていたAmerican History のクラスで「A」が取れた!ゆっくり読書時間があれば、間違いなく「A」は取れるクラスだとは思ってはいたが、何せフルタイムで働き始め、テキスト読書は通勤時間と週末が中心。家ではエッセイ書きとテストに終われ、しかも教授は意外に辛目の採点者。ミッドタームエッセイとリサーチペーパーの配点300点に全てがかかっていた。先程何気なくネットでチェックしてみたところ、成績が出ていた。
エッセイは100点中、95点。(南北戦争後の産業の発展がアメリカのimperialismに貢献したかどうかがテーマ)リサーチペーパーは数あるテーマの中から、John F.Kennan とTrumanと冷戦について。こちらは200点中、190点だった。総合で1000点中、924点。「A」がもらえた。全く膨大な量を抱えても、ちっとやそっとでは動じないほどたくましくなった私ではあったが、この5週間ほどはさすがによく文字を読んだ。勉強に飽きたり、腰が痛くなったりすると、お風呂場で湯船につかりながらテキストを読んだこともある。それでもあまり必死に勉強した覚えはないが、自分なりにちまちまと頑張ったとは思う。
私は本当に切羽詰らないと、のんびりとしか勉強できない人である。のんびり、ちょっとずつ勉強する人だ。そして締切2,3日前はいつも慌しい。前にも書いたと思うが、リサーチペーパーを提出したのは締切3分前である。
しかし今回のサマーセッションは毎日が締切のような感覚だったので、適度な緊張感がずっと続いていた。睡眠時間が3時間でも4,5日平気だったり、完徹した後仕事に行ったり、今から思うと1週間前までの生活が嘘のようである。まだ先週の今日はファイナルのために勉強をしていたのである。あの1週間に比べると、この1週間の私は何をしていたのだろう?はっきり言って何もしていない。だらだらとTVを見て、ごろごろとしていただけである。
そして今はとても毎日が物足りない。仕事だけでは(今のところほとんど残業もしていない)つまらない。自分が向上している気が全くしない。終わったばかりなのに、あんなに終わって好きなことだけをしようと思っていたのに、いざそうなってみると、とても物足りない。刺激がない。次の授業が始まるまであと3週間ちょっと。この間にいろいろとしたいことはあったはずなのだが、強制されないと怠けるのが私である。
週末からは数学のおさらいをはじめよう。何せ数学なんて20年勉強していないので、何も覚えていない。英単語もちょっとずつ覚える努力をしよう。本を読んでいると、自分の単語力のなさに腹が立つほど、私は単語を知らない。スペイン語は何から始めたらいいのだろう?とりあえずテキストでも買って来よう。
このブログで宣言しておかないと、私は本当に何もしないだろう。私は有言実行型の人なので、ここで近々勉強計画でも立てて、自分を追い込むことにしよう。
まず今日は「A」をGot!ということで、気分良く寝ようっと。そして明日はおいしいビールを飲むぞ!明日はお出かけ。ふふふ。