先週の試験が返却された。結果は100点だった。実際の得点は95点で、エクストラクレジット分が足されての100点なので、満点だったわけではないが、とりあえず100点は100点。素直に喜ぶ。
が、やはりコミカレの授業は、UCLA の授業と比較すると、教授たちの生徒への期待値がかなり低いような気がする。私はGEを終了しないでトランスファーしたため、いくつかの分野のintroductory classesもトランスファー後に取ったが、どのクラスもテストはそれなりにタフだった。今回のようにこんなに簡単な試験が出されたら(と言いつつ、私は満点ではなかったが)、UCLAでは恐らく100点を取る学生ばかりだと思う。しかし実はCal State Universityの授業でも、教授は同じテストを使っているらしいが。
最近、私は周りのクラスメートに問題の解き方を教えたりすることが増えてきた。(もちろん時には教えてもらうこともあるが。)提出前に宿題を見せてと言ってくるから、見せてあげると、彼らの答えは間違っていることが多いのだ。なので提出前には、私の宿題が私の席の周り5, 6人の間で回っている。
私なんてこの分野、中学生以来で20年以上ぶりの勉強なため、若いクラスメートたちの方が有利だろうとも思うが、日本で培った中学校までの基礎学力は、何十年経った今でも、コミカレに通う高校を終えた多くの学生よりも上な印象を受ける。もちろんあくまでコミカレに通う大多数の学生との比較で。最初から4年制大学へ進学したり、私立の学校へ通っている学生たちは、もっと成績優秀なことは言うまでもない。
授業を取り始めて最初はまた勉強をするのが心配だったのだが、日が経つにつれて、余裕が出てきた。私が今勉強しているのは、日本では高校で学ぶレベル。そしてクラスメートもUCLA のクラスメートとは違うし、教授たちの期待値も違うようだ。そう言えばコミカレのイントロレベルのクラスは、いつもこんな感じだった。そういうことを思い出して、今日は「あー、コミカレに戻ったんだな」といろいろと周りを観察して実感した。しかし働きながらだと、これくらいの勉強がちょうどいいとは思う。