2科目取っている数学、GeometryとIntermediate algebra。授業も早いもので、半分の3週間が終わり、少しずつ知らないことや完全に忘れていたこともちらほらと出てきた。
Geometryは、クイズみたいでおもしろい。実はかなり好きなことに気が付いた。知らなかったなぁ、自分が図形が好きだったなんて。とにかく謎解きみたいで楽しい。宿題が出ないので、言葉を覚える以外には全く自分で勉強していないのだが、その代わり唯一の勉強時間、授業中はかなり真剣に話を聞いている。それでも先週初めて知らないことが出てきたので、明日は少しは勉強しようと思っている。
Intermediate algebraは先週は因数分解。半分くらい忘れていただろうか。宿題をこなすにつれ、段々と因数分解に慣れてきた。そそっかしくて、因数分解を途中で止めてしまうのは、昔と変わらない私の悪いクセ。因数分解は一度で終わらない場合が多く、2回またはそれ以上が要求されている問題が多いので、気をつけないと。
皆さん、因数分解の公式覚えていますか?(二乗をⅡに、三乗をⅢにしてみました。)
[1] AⅡ+2AB+BⅡ = (A+B)Ⅱ,
AⅡ-2AB+BⅡ = (A-B)Ⅱ
[2] AⅡ-BⅡ = (A+B)(A-B)
[3] xⅡ+(A+B)x+AB = (x+A)(x+B)
[4] ACxⅡ+(AD+BC)x+BD = (Ax+B)(Cx+D)
[5] AⅢ+BⅢ = (A+B)(AⅡ-AB+BⅡ),
AⅢ-BⅢ = (A-B)(AⅡ+AB+BⅡ)
[6] AⅢ+3AⅡB+3AB2+B3 = (A+B)Ⅲ,
AⅢ-3AⅡB+3ABⅡ-BⅢ = (A-B)Ⅲ
まさかこの歳で因数分解をもう一度勉強し直すなんて考えたことはなかった。今やってみると、これも謎解きみたいで意外に楽しんでいることに気が付いた。
先々週は初めて学んだこともあった。それはマトリックス。日本語では行列というらしい。私はマトリックスを使って、方程式を解いた記憶はない。方程式を解くときは代入法しか知らなかった。方程式を足したり、引いたりして答えを導き出す方法も実は知らなかった。全く教わった覚えがないのだが…。周りの日本人に聞くと皆知っているようなので、私の記憶から完全に消去されているか、あるいは年代による教育課程の違いかもしれない。
数字で遊んでいる場合、それほど頭を抱えることは今のところないのだが、実は困っていることもある。それは文章問題の意味が1回で理解できないこと。何回か読んで初めて「あぁ、そういうことか。」と分かることが多い。読解力のなさのせいだろうか?周りの友人に聞いてみると、やはり文章問題の意味がなかなか分からないという意見が多かった。文章の意味が分からないと問題は解けないので、時々やけに時間がかかってしまう。
日本語だったら文章問題の意味が分からないなんてことは起きないのだが…。そう言えば以前Accountingの授業を取ったときにも、文章問題の意味を理解するのに時間がかかった。答えではなく、質問の意味の方を誰かに説明してもらわないと解けない問題が結構あったような気がする。これもいつかは克服できるだろうか?
3週間授業を終えてみて、言葉を沢山覚えた。
※Intermediate algebraより。
whole number(整数)
prime number (1より大きい自然数で、その数自身と1以外の自然数で割り切れない数字。2,3,5,7,11,13…など)
composite number(1より大きい自然数で、Prime numbersでないもの。4,6,8,9,10,12…)
natural number(自然数)
integer(整数)
even(偶数)
odd(奇数)
rational number(有理数)
irrational number(無理数)
real number(実数)
like-terms(同類項)
linear equation(一次方程式)
coefficient(-1Xのときの「-1」、5yのときの「5」。)
cubed(三乗)
squared(二乗)
quadrant(X軸、Y軸で表すときの4分割されたそれぞれの場所。)
ordered pair((6,-2)などのX,Yの組み合わせ)
origin( (0,0))
perpendicular line(直角に交わる線)
interval notation((-5,∞)で表す形)
set-builder notation({X/X>-5}で表す形)
facter, factor out(因数分解)
degree(次数)
quadratic equation(二次方程式)
cubic equation(三次方程式)
GCF(The Greatest Common Factor)(最大公約数)
asymptote(漸近線)
※Geometryより。
collinear(同一直線上にある)
vertex(頂点)
congruent(同等)
protractor(分度器)
axiom(原理)
postulate(公理)
theorem(定理)
isosceles(二等辺三角形)
bisector(二等分線)
transversal(横断線)
vertical angle(対頂角)
scalene(どの辺の長さも同じでない三角形)
equilateral(全ての辺が同じ長さ)
equiangular(全ての角度が同じ角度)
convex(凸)
concave(凹)
diagonal(対角線の)
hexagon (六角形)
hexagram(星型のような形で6角あるもの。正三角形を二つ重ねた形。)
octagram(正方形を二つ重ねた形。)
corollary(推論)
equiangular(3つの角度が同じ三角形)
equilateral(3つの辺が同じ長さの三角形)
parallelogram(平行四辺形)
trapazaid(台形)
acute(鋭角)
obtuse(鈍角)
right(直角)
これらは単語だけなのだが、その他にはいろいろと表現を覚えないとならない。例えば、reflexive property, transitive property, complementary, supplementary, alternate exterior angleなどなど。それらの方が問題を解くときに必要とされるので、面倒だ。
数学は確かに英語が分からなくても何とかなる。というか、普通に高校からコミカレへ進んだ場合、何の苦労もしないのではないだろうか。私みたいに20年のブランクがあると結構記憶が抜けているが…。
それでもロクに勉強しなくても、どうにかなる。今のところテストは80点から97点の間である。80点取ったときは計算間違いが4問。多すぎるー。この2クラスはパスするだけでいいので、何点取っても気がラクだ。
それにしてもこの授業内容、最近日本で流行っている脳の活性化ドリルにはもってこいだと思う。今まで使っていなかった部分の脳を活性化させるのは、絶対に間違いがない。