絶対話せる!英会話

目標がグッと近づく方法。

この記事は5分で読めます

 

私が昔お世話になった先生のお一人が、

ご自身のブログで
紹介されていた方の話

シェアしたいと思います。

 

この方は、自分を変えるために
週末 3 時間の通学時間を選んだそうです。

 

「世界に出て行ける女性になりたい。
でも仕事が好きなので週に7日働いてしまう。
だから3時間かけても、週末は栃木から
英語学校へ通いたい。
そうすれば3時間の通学時間も勉強できるから。」

 

で、石渡先生曰く、

彼女はこのスピーチの後すぐに
目標も実現できたそうです。

 

やっぱり、週末にわざわざそれをすることを
選ぶくらいの覚悟があると、
いろいろある英語の壁なんて
すぐに乗り越えられるんですね。

 

やる気が続かないとか、諦めたとか

そんなことを言っている場合ではないですから。

要は「何が何でもやり遂げないとならない目標」
そしてそれに対して、どれだけ自分を
本気でコミットさせられるかどうか、
全てのことはそれにかかっていると思います。

この方は、ご自分の傾向を冷静に見ることができて、
そしてその性質をうまく利用されたのですね。

 

やりたいことを人に語り、行動に移し、そして努力した、
その結果、望むものを手に入れることができたわけです。
これは、すばらしい成功法則だな、と思いました。

通学時間を作ることで、無理やり英語にコミットする
時間を作り出したというのがすごいですね。
普通の人がマイナスに捉えがちな通学や通勤時間、
それをプラス、と考えたわけです。

 

そうやって頑張れる人は、大抵何をやっても
うまく行くだろうなと思います。

私はいつも思うのですが、人間、死ぬ気で頑張ったら、
何をしても、それなりのことは達成できるようになります。
たとえ目標自体が達成できなかったとしても、
その捧げた時間は決して無駄になりません。

 

なぜなら「努力した後にしか見ることができない世界」へ
足を踏み入れることにより、見えてくる世界が
それまでとは違ったものになるからです。

そしてなぜだかはわからないのですが、
もうこれ以上頑張れないと思うときには、
どこからともなく助け舟や運が回ってきます。
これは私も実感しましたし、
周りで頑張っている友人に聞いても、
皆、同じようなことを言いますので、
限界まで努力すると、
運を引き寄せるようになるのかもしれません。

科学的根拠はありませんけれどね。^^;

 

でも「人に宣言して、やり続ける」、
こういう有言実行する生活を送っていますと、
人が人を紹介してくれたり、
知人がいろいろな情報を持って来てくれたりします。
私は、それが運を引き寄せるということに
つながるのではないか、と思っています。

でも私は若い頃(そうですね、20代前半くらいまで)
そういうことに全然気づかなくて、
全く努力らしい努力はしたことがない人でした。

 

でも一応それなりに物事は対処できたので、
そういう適当な態度で日々を送っていました。
でも内心は、ずっと人を羨んだり、
いろいろと出来る人がまぶしくもありました。

 

でも、とあるとき気づいたんです。
(病気になったのがきっかけでしたが)
「このままで、私の人生、終わってしまっていいの?
何もロクに努力したことのないまま、
一度も自分の人生に対して真剣に生きたことのないまま、
死んでしまっていいの?」と。

で、そこから態度を改めました。

 

「遅すぎることはない。
できないことはできるようにする。
できなくても、もうこれ以上できない
というところまで頑張ってみよう。」

そうしたところ、周りのこと全てに対しての見え方と
自分の態度が変わりました。

 

「今日の自分に不満があるのは、自分のせい、
今の私は、それまで私がしてきた行動の結果なのだから。
今の自分に満足していないのなら、
これから先、自分で変えていくしか方法はない。」

そうしてその後は、
いろいろなことに真剣に取り組むようになりました。

 

私は、その少し前から英語を勉強していました。
(そのときに通っていたのが、
今はなきフィニックス英語学院でした。
で、そのときのスピーチのクラスの先生が
このリンク先の石渡先生でした。)

学校へは1年しか通いませんでしたが、
私は英語の勉強を続けて、
ご存知のように30歳もとうに越えて海を渡り、
大学生になりました。

 

このときですね、これ以上どこも削る時間がない、
という日々を送ったのは。
多分、1分という時間さえも無駄にしていませんでした。
当時、100時間以上働いて、カレッジで授業を6つ取って
全部「A」を取ると決めていました。

 

もちろん全部アメリカ人が受ける

普通の大学の授業です。
英語読解力のなさで、

理解するのが本当に遅くて大変でした。
そしてそれと同時進行で、

大学編入のエッセイやら
出願手続きをしていたので、
睡眠時間をできる限り削りました。

シャワーを浴びながらも、歯を磨きながらも、
料理しながらも、ご飯を食べながらも、

運転しながらも勉強。
今から考えると、なかなか楽しい日々でした。^^

 

何か機会があったら、またああいう生活を送りたいな、
と実はちょっと思っているくらいです。
なぜかと言うと、アドレナリンが出まくるんですよ。
そうすると、どんどんといろいろな感覚が
冴えてくる感じなんです。
(ランニングハイに少し似ています。)

今でも、あの頃の生活を思い出しただけでも、
ちょっとワクワクしてしまうくらいです。^^

 

あの一時期の生活は、私に「また何かできるかも」
という自信と、今後への勇気を与えてくれました。

なので、できる人は、一度、
限界まで努力してみることをオススメします。
別次元に行ける感覚が味わえて、
貴重な体験となることは間違いありません。

 

そしてその「頑張った記憶」と「やり遂げた自信」は、
その後の人生を生きていく上での大きな糧となってくれます。

で、今から「何であんなことができたのだろう?」
と振り返ってみると、
大事だったのは環境だったような気がします。
きっかけも大切ですが、それよりは
続けるための環境を持ったことがよかったようです。

 

なので、手っ取り早く言えば、逃げられない環境に
自分の身を置いてしまうということだと思います。

英語を使えるようになりたいのなら、
期限付きの目標を定め、
待ったなしの状況に自分を追い込む、
これに尽きると思います。

 

上の方は、英語学校へ3時間かけて通う、
という勉強時間を作り出したわけですね。
そして最初に「世界へ出て行ける女性になりたい。」と
先生に宣言。

こんなことを言ってしまったら、
もう引っ込みはつかないですよね。
やるしかありません。
そうやってそういう環境を作ったのが、
成功要因だったのではないかと思います。

 

では物理的に環境を変えないと、
人は頑張れる環境を作れないかというと、
そういうこともないと思います。
自分の立場や外的環境を変えなくても、
やるしかない状況を作り出せる方法があります。

それは、上の方もなさったように、
「はじめに大々的に宣言してしまう」ということです。

 

人は言ってしまうと、引っ込みがつかなくなります。
特に日本にいると、
「言って行動しない、言動と行動が一致しない」場合、
人からの信用を失いかねないですからね。

なので、この女性のように、固く何かを決意して、
周りの人に言ってしまうことです。
友達だけではなく、先生にも、同僚にも、上司にも。^^;
すると、後は自然にそういう行動をするようになります。

 

たとえば一年後に、ネイティブスピーカーと
英語での会話を少なくても 30分は続けられるようにする、
と思うなら、それを周りの人全員に公言してしまうことです。
そうすると、もう撤回できませんから、
やるしかありません。

 

日本人は「恥」の概念が強いので、
宣言してしまうと、社会的プレッシャーにより
意外に達成できてしまいます。

「英会話学校に通っているんだ。」
「英会話を始めたんだ。」
と、ここで話を止めてはダメです。
「でね、1年後には絶対にこうなるって
決意したの。見ててね。」とここまで言い切ります。

更に続けます。
「オリンピックでボランティア通訳をやろうと思って。」
「留学中の娘のところへ私も遊びに行って、
一人で行動したいと思って。」
「外国の人から見ると、私が日本代表になってしまうから、
きちんと日本のことを説明したいと思って。」
「将来はシリコンバレーで働こうと思って。」

ここまで人に言ってしまえば、もう引っ込みはつきません。

 

逆に言うと、これくらい堂々と言える人は、
半分くらい成功できたようなものです。

何かと英語には向かない日本人体質ですが、
「恥をかきたくない」という性質を
逆に利用してしまえばいいんです。

逆転の発想だと思います。

 

自分に足りないのは何?できないのはなぜ?
それを見極めて、
うまく利用する方法を考えればいいんです。

そう、上のリンク先の方は、仕事が好きなので
ついずっと働いてしまいがち。

だから無理やり英語の勉強をしないと

ならない環境を作ったわけですね。
しかも最初に先生に

「世界に出て行ける女性になりたい」
と言っている。
日本社会で活躍できる女性、ではないですよ。
世界です、世界!
もう逃げられる場所はないですね。^^

 

実は私も、周りの人に「大きく宣言」することで、
いつも自分を逃げられない環境に追い込んできました。
逆に言うと、宣言できないということは、
まだ自分自身を信じ切れていないと言うか、
どこかに逃げ道を作ろうとしているか、だと思います。

そういう私、つい最近、周りの人たちに
「どでかい宣言」をしたばかりです。
なので、今年は私、待ったなしの状況です。^^

 

それにしても、上の方、
週末を全部捧げたところは、立派ですね。
こういういい話を聞くと、私も勇気が出ます。

 

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