さて今日は、日本にいたときには、
あまり気づかなかった『want』の使い方を紹介します。
日本の授業では、
・ I want a new computer. とか
・ I don’t want to go to school today. とか
「want + 名詞」=「~が欲しい。」
「want to + 動詞」=「~をしたい。」
という使い方で教わりますね。
でも実際の日常生活では、
「○○ が欲しい、したい」に加えて、
「want + 人 + to 動詞」という形もよく使われます。
これは「その人に○○をしてほしい」という意味になります。
ここで理解を深めるためにクイズをしてみます。
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(1) 何やら怒っている彼氏に向かって、聞いてみましょう。
「何で怒っているのか、話してよ。」
・ I (___ ) (___ ) to tell me (___ ) you’re angry.
(2) 先日、会社のミーティングでも使われていました。
A「あれ?ジョンは?」
B「今日は、このミーティングには出られないって言っていました。」
A「ダメだよ、内線かけて呼んでくれる?」
B「はい。」
電話をかけて、ジョンに
「ジョン、ボスがミーティングに来なさいって。」
・ Hey, John. Paul (上司) (___ ) (___ ) to (___ ) to the meeting.
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正解は、こうなります。
(1) I want you to tell me why you’re angry.
(2) Hey, John. Paul wants you to come to the meeting.
この 「want + 人 + to 動詞」は、
日常生活で本当によく使われる言い方です。
私はアメリカで会社員をしているのですが、
オフィスで聞かない日はありません。
たとえば上司が何か説明したのなら、
私たちにやってほしいということは明らかですね。
そこで私や同僚は上司に聞きます。
☆ Do you want us to do that?
「私たちにそれをやってほしいのですか?」と。
先日スパイダーマン3を見ていたら、映画の中でも出てきました。
ピーター(=スパイダーマン)の叔父さんを
誤って撃ってしまったSandmanが、ピーターに向かって言います。
“I’m not asking you to forgive me. I just want you to understand.”
「許してくれなんて言わない。ただ君に分かってほしいんだ。」と。
「want + 人 + to 動詞」の使い方、分かりましたでしょうか。
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