授業のノートを取るためだけに購入したミニノートPC。昨日から学校へ持参して使い始めた。キーボードが小さいため、二つの文字をタイプしてしまうこともあるが、教授が言ったことをそのままタイプしていても、それほど使い勝手は悪くない。聞きながら字を書いていると言っていることを聞き逃すことが多かったが、タイプは無意識に手が動くのでそういうことが減ったような気がしている。
バッテリーは3時間ほど。授業二つなら大抵は問題がない。日本と違って、アメリカでは教室、図書館(空港なども)、電源があるところにはどこへでもプラグを差し込むことができるので、それほど困ることもない。とても軽いので、かばんにずっと入れたままでも十分歩き回れる。今までのノートPCとは比較にならない。
日本で買ってきた万歩計も活躍中である。車に乗ってばかりで、全く歩いていないと思ったのだが、昨日は6400歩、今日も今のところ7300歩。授業さえあれば、思ったよりも歩いているようだ。私はNorth campus(文系一般の校舎)とSouth campus(理系もしくは医療系の校舎)の両方で授業があり、これらの校舎は離れているので、移動に20分近く歩くこともある。しかし毎日必ずその距離を歩いているわけではないので、少ない日ももちろんあるだろうが。それでも万歩計をつけていると、何となくいつもより遠回りをして歩いてみたりするから不思議だ。日本で歩いていた距離に比べるとまだまだ少ないが、それでも意識的に多く歩くようになったことは、万歩計効果である。
そして今日はさらに新しい製品を購入。ICレコーダーを買った。私は授業をMDで録音していたのだが、それが壊れてしまった。もうかなり長いこと使っていたので寿命だったらしい。壊れるまでは(あるいはどうしても欲しい製品がある場合き)新しい電気製品を買うのを、私はいつも見送ることにしている。なのでMP3プレーヤーもしくはICレコーダーは、MDが壊れたら買おうと思っていた。おととい壊れてしまっていることに気がついた。
私は一度難聴を経験して以来、ヘッドフォンで音楽を聴くことがもうできなくなってしまった。そのため携帯用の音楽を聴く道具は全く不必要なのだった。(大音量で音楽や勉強用の何かを電車で聞いている人は要注意。私が難聴を経験したのも、そのせいなので。)そのため授業を録音するためだけのシンプルな道具でいいのだった。(もちろん教授の了解を得てから、の話。)
学校の隣にBest Buyがあるので、買いに行った。授業や人の会話をとるのならICレコーダーの方がいいとお店の人に言われたので、そしてSonyかOlympusを勧められたので、SonyのICレコーダーを買った。(しかしMP3プレーヤーでもある。)午後の授業で早速使ってみた。少し離れたところでマイクなしで話していた教授の声もしっかりときれいな音で録音されていた。先ほど家で外部のマイクをつけて(電池を入れて録音するタイプ)、どちらの方がいい音か試してみたところ、マイクをつけない方がいい音で録音されていた。ICレコーダーについている小さなマイクの方が音がよかったのには驚いた。新しい製品はやはり古いものよりも性能が断然いい。
しかもレコーダー自体にUSBがついているので、そのままPCへ差し込んでファイルのやり取りができる。なんて簡単なんだ。
今までいろいろと苦労していたのが(手書きのノートやMDの操作)嘘のよう。やはり新しいものは使い勝手がいい。そしていろいろと時間の短縮にもなる。いい道具を揃えるということも大事だなと実感したここ二日間。そろそろこれらの新しい物をしっかりと使って勉強モードに入らないと。
それにしても新しい物は、何を買ってもいつも楽しい。