今日は同僚が私に言った言葉を紹介します。
なんてことはないたった4語ですが、
同じ日に2回聞いたので、記事にすることにしました。
便利な 「some」 の使い方です。
◆ 会社では、時々、ケーキやクッキーなどが
カフェテリアに置かれています。
それは、自由に食べてくださいね、と
誰かが持ってきたものです。
で、私がその前を通りかかったところ、
ケーキを切っていた同僚が私に聞きました。
「食べる？（いる？）」
自然な日本語にすると、そんな感じです。
同僚は何て言ったでしょうか？
それは、
★ Do you want some?
でした。何て簡単な表現でしょうね。＾＾
直訳すると、「少し欲しいですか？」
みたいになるかもしれませんが、この場合、
「食べる？」 が一番ピッタリくると思います。
◆ 同じ表現を同じ日にもう一度聞きました。
その日、我が家は外食でした。
我が家のネイティブキッドは、
ステーキのようなものをオーダーしました。
食べ始めてしばらくすると、
彼は私にこう聞きました。
★ Do you want some?
一口サイズに切られたステーキがフォークに刺さって、
すでに私の前にありました。
「あ、ありがとー。」 と言って、
パクっとステーキを食べました。
これ、なかなか便利な表現です。
この場合、「some」 は代名詞で、
こういう風に何かモノの適当な量を表すのに使われます。
一切れとか、わざわざ言わなくていいのです。
同僚が切っていたのはケーキで、
我が家のネイティブキッドが食べていたのはステーキで、
何のことについて言っているのか、お互いにわかっています。
そういうとき、それぞれどれくらいとか言う必要もなく、
その代わりに 「some」 で代用です。
◆ また、この 「some」 は、
「食べる？いる？」 とは反対に、
「ちょっとちょうだい。」 というときにも使えます。
私が何かを食べていると、我が家のネイティブキッドは
いつもそばにやって来て、こう聞きます。
★ Can I have some?
「少しもらってもいい？食べていい？」
ということですね。こういうことを聞かれると、
私も、親が食べているものをよくそうやって
分けてもらったことを思い出します。
この 「some」 は、何気ない日常生活の中で
よく使うので、覚えておいた方がいいと思います。
◆ また、疑問文だけではなくて、
こういう使われ方もします。
とある日、庭で作業中。私が
「ビールまだあったっけ？」 と言ったところ、
パピさんがこう答えました。
★ There should be some in the refrigerator.
「冷蔵庫の中にまだあるはずだよ。」
特に何本ボトルがあるとか、
そういう返事をしなくても、
「some」 でビールは冷蔵庫の中に
まだあることがわかります。
◆ あとは 「Do you want some?」 に、
「more」 をつけると、「もっと食べる？」 になります。
★ Do you want some more?
「Do you want some?」 でも、
「Do you want some more?」 でも、
こう聞かれたら、
「Yes, please.」
「Yes. Thank you.」
「No, thank you.」
「No, thanks. I’m full.」 などと
答えればいいと思います。
簡単ですが、何気なく日常生活で
よく使う表現なので、覚えておいてくださいね。
私がどうやって29歳から英語を勉強し直し、
今に至ったのかの勉強法については、
こちらのPDFにまとめています。
ダウンロードはこちらから。
＆英語攻略法をお届け。
