今日は、私の同僚が言った
「それ、おかしいでしょ。」
という英語表現をお届けします。
私は毎日お弁当を持って会社へ行きます。
お弁当はいつも冷蔵庫に入れるので、
オフィスへ着くとすぐに、
私はそれをカバンから出して机の上に置きます。
で、隣の席の同僚は、
私の透明なガラスのお弁当箱を見て、いつも
「二人分?
Is that good enough for two people?」とか
「焼きそば食べたい。
I want to eat Yakisoba.」とか、
言ってきます。^^
しかし今日、私が持って行ったのは、
昨晩の残り物のピザでした。
知り合いが遊びに来ていたので、昨日の夜は、
ピザとビールだったのです。
何てアメリカンな晩ご飯でしょうか!
弁当箱の中にピザを見た同僚。
指を指して、こう言いました。
☆ This isn’t right. That’s bad for your health.
「おかしいよ。それ健康に良くないでしょ。」
私が健康おたくなのを知っているので、
そう言ったわけですね。
「昨日は人が遊びに来ていたんで、
ビールとピザになっちゃったんだよね。」と答える私。
更に続けました。
☆ Well, it’s not good, BUT GOOD.
「ピザは体には良くないけど、美味しいんだよね。」
But の後ろに省略されているのは、「it tastes」です。
ちょっと言い回しをふざけてみました。^^
大文字で書いたのは、強調したからです。
すると同僚は、
☆ Yeah, right.
「そう、それは言える。」と答えました。
朝、会社に着くと、同僚と私は
いつもこんな会話をしています。
こうやって、私の会社での一日は始まります。
で、今朝はこの会話をしたときに、
「そうだ、「right」について書いてみよう」と思ったのでした。
「right」も、いろいろな使われ方をされる言葉ですから。
形容詞だったり、副詞だったり、名詞だったり、
こうやって相槌にもなります。
そして朝の会話だけで既に 2回も出てきたように、
毎日少なくても 20回は聞く単語だと思います。
「right」の意味は、その話し手の基準からして、
つまり主観的に見て、「正しい、ふさわしい」ということです。
最初の「This isn’t right.」は、
普段健康オタクな私が、ピザを持って来るなんて、
「それは、(普段の言っていることから考えると)
おかしいでしょ。」と言っているわけです。
そして二つ目の「Yeah, right.」は、
「健康には良くないけれど、美味しいの。」と言った私に、
同僚は同意して、「それは正しいね、そうだね。」と
相づちをうったわけです。
私はアメリカに来るまで、「right」がこんなに
よく使われる単語だということを知りませんでした。
何せ、話を聞いているときに、「そうよね。」という
意味の相づちとしても使われますから。
2/6~2/11に取り上げた「just」と同様に、
「right」も使いこなせるようになると、
英語のニュアンスが上手に伝えられるようになります。
なので明日もまた、よく使う「right」の例を取り上げてみますね。
「just」や「right」のような言葉は、
ネイティブ感覚を理解しないと、
なかなか上手に使いこなせない単語ですが、
明日から少し詳しく取り上げていってみますので、
ぜひ使えるようになってくださいね。
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