今日は、「どうしたら英語が
聞き取れるようになるのですか?」
という質問に答えたいと思います。
英語はわからない音を
ただずっと聞いているだけでは、
よほど耳のよい人でないと、
聞き取れるようにはならないと思います。
ましてや聞き流しているだけで、
英語がわかるようになる、なんていうことは、
絶対にありません。
簡単な挨拶やフレーズなら、
何度も聞いているだけで
わかるようになるかもしれませんが、
普通の日常会話は聞き流しているだけは、
聞き取れるようになることはありません。
英語を聞き取れるようになるには、
まず英語の音を正しく認識する必要があります。
それからその音と意味を一致させるのです。
今日は、以前も紹介しましたが、
聞き取れるようになるための訓練法について、
また書いてみようと思います。
最初は映画やドラマではなく、
NHKのラジオ講座のようなものから始めてみて、
慣れてきたらニュース番組や
英語のインタビューなどでやってみるといいと思います。
必要なのは、音声とそのスクリプトです。
英語ネイティブ音声を何度も聞きます。
その音声を聞いて、聞き取れたところを
英語で書き取っていきます。
英語がわからないところは、
カタカナでもいいので書き取ります。
私も吉祥寺での英語学校時代に、
これをさせられましたが、
いやー、本当に全然聞き取れない音は
100回聞いてもダメでしたね。^^;
そこまで聞いてもダメなら、もうダメなので、
諦めてスクリプトを見ます。
100回もやらなくてもいいです。
恐らく30回聞いてわからない場合は、
多分それ以上頑張っても聞き取れないでしょう。
ですので、自分の中で
もうこれ以上は、どう聞いても聞き取れない、
というところまで行きついたら、
スクリプトを見て答え合わせをしてください。
すると自分が聞き取って書いた音と、
スクリプトの英語が、全然違うことに気づくでしょう。
これは、自分がこうだろうと思っている音と
英語の本当の音が違うので、
その英語が聞き取れないということです。
なのでこのあなたの勝手な思い込みを矯正しましょう。
最初は、英文をはじめから最後まで
聞き取ろうとしなくても、
穴埋めみたいなテキストがあったら、
そこから始めてもいいと思います。
私が英語学校時代にやったのは、この穴埋めでした。
英文を丸々書き取るのは、たった1文でも
最初は結構しんどい作業ですしね。
ディクテーションは、実は他の英語学校でも
勧められていたのですが、
当時の私は真剣にやりませんでした。
吉祥寺の英語学校時代には
穴埋め問題はやりましたが、
ただ聞いて答え合わせをするだけでした。
でもそれだと何にもなりません。
「ふーん。」 で、終わりです。^^;
自分の勝手な発音思い込みを、
本当の英語の音として聞き取れるようにするには、
その英語の音を頭に刷り込まないとなりません。
私は、アメリカから帰って来てから
これを徹底的にやりました。
もっと早くにやっておけばよかった練習でした。
でも、 「発音練習」 と 「ディクテーション」 を
やったおかげで、私は英語を
聞き取れるようになりました。
同じことをやっても、
集中力と、毎日やるかやらないかで、
効果が変わってくるのだな、と思いましたね。
英語の音が聞き取れないよー、と思っている人は、
ぜひやってみてください。
詳しいやり方は、
「英語の音を正しく認識する訓練法」へ。
※ この記事は、私の無料iPhone 英会話アプリと同じ内容です。