アメリカにやってきた人の目的はそれぞれなのだろうが、大きくカテゴリー分けをすると、やって来た人は二つに分けられるような気がする。(短期留学は除く。)それは日本から逃げてきた人と、自分にチャレンジするためにやってきた人である。
私の意見としては、逃げて来た人はどこまでも逃げ続ける人生を送るだろうと思う。日本がイヤだと思ってこちらに来ても、所詮逃げ癖がついているから、その人の生き様は変わらない。場所が変わったら何かが変わると思ったら、大きな間違いだ。強くなる意思のない人は、どこにいても同じ。努力のできない人はどこにいたって努力できない。日本と言う環境が合わなかったと言えば聞こえはいいが、逃げて来た人からは何も筋が通ったものが見えてこない。私は自分に甘い考えの人が苦手だ。
もちろん本当に日本の環境が合わなかった日本の人もいる。そういう人はこちらで生き残っていくために本当に努力している。頭が自然に下がるほどの頑張りだ。誰も知らないところから一人で全てを開拓して生き残っていくのだから、根性が入っているのは当たり前だ。
最近いろいろな日本人の人と接した。感服させられる人もいれば、あきれかえってしまう人もいる。人の目的や状況はいろいろだから、あれこれ言うつもりはないが、自分に優しすぎる人とはお付き合いをしたくないというのが私の本音だ。