やっと住むところが確保できた。今朝LAまでDepositを払いに行って来た。水曜日の夜から友人宅に泊り込んでアパート探しをしていた。木曜日は私が学校のオリエンテーションに参加せねばならなかったため、友人にネットで探した情報(有料サイト)を渡して彼女に一人で先に見に行ってもらった。金曜日、もう一度私と一緒に見に行き、二人とも気に入った物件があったので、その日のうちにApplicationを出した。土曜日の朝(昨日)電話があり、Depositを支払えば契約できると知らされた。
Depositと最初の家賃だけはCashしか受け付けないと言われた。しかし土曜日だったためATMでそれほどの金額を引き出せるかどうか分からず、そして私は仕事があったため、一度LAから帰って来た。そして今朝再び現金を持ってLAへ向かい、Depositを払ってきたのだ。来月の家賃さえ支払えばすぐに鍵は渡してくれるとマネージャが言ってくれたので、土曜日の朝に引越しをし、そのときに家賃を払って鍵をもらうことにした。
引っ越す場所はヒスパニックの人が多いところ。右に10分歩けばそれなりにかわいい家が立ち並び散歩するのに素敵そうな道が続き、左に10分歩けばあまりいい住環境とは言えないアパートが立ち並ぶ。私が住むアパートはその中間に位置していると言った感じである。素敵なご近所からそうでなさそうなご近所へと移り変わるに従って、人種も白人~ヒスパニック~黒人へと変わる。アメリカの通りは本当に不思議だ。ここからこちらはいい環境の通り、そして3ブロック先は怪しい通りというように、通りを少し歩くだけで全く雰囲気が変わる。私たちが住むことになるアパートはとりあえずは安全そうではある。ま、住んでみないと本当のところは分からないだろうが。
アパート自体はどうってことのない普通にくたびれたアパートなのだが、実は私たちが住むことになる部屋は中が素晴らしい。全室きれいなフローリングの床。そして台所のレンジ、棚、食器洗い機、お風呂、シンクは全てが新しい。今回ほとんどの内装が新しく取り替えられたようだ。なので友人も私もすぐにここが気に入った。そしてとんとんと話は進み、アパートを見つけてから2日で全てが決まった。家賃は2ベッドルームで1400ドル。これ以下の値段では2ベッドルームの部屋を探すのが難しく(危険そうな地域に行けば話は別だが)値段と安全を考えると、手ごろな部屋が見つかったと思う。
さて急に慌しく、今週末に引っ越すことになった。しかし月末の週末に引っ越すことができるため、一番理想的なパターンとなった。これから引越しを手伝ってくれる人を確保しないとならない。仕事は水曜日で辞めることをマネージャーに告げ(元々月末までしか働けないと1ヶ月ほど前から言ってあった)、今住んでいるところのオーナーに電話をかけ、金曜日の夜に部屋のチェックに来てもらうことになった。そしてDepositを返してもらうことになっている。
ここでの生活もかれこれ3年近くになったため(途中二度日本に長期帰国しているが)、荷物は着々と増えてきた。ベッド、机、たんす、大きな棚(靴箱として使用)本棚、整理棚、TV、ライトが3つ、そしてスーツケース二つ。トラックを借りないと。
LAに動く前に、まず明日は車を修理に出す。クラクションが鳴らない、エンジンオイルの漏れが多すぎる、ブレーキが壊れそうな音を出す(何度も大丈夫と修理工からは言われてきたが、そろそろ取り替え時期と思われる)、シガレットライト(携帯電話の充電に必要)が壊れている、といろいろと問題があるので、いい機会なので全部直してもらおうと思っている。
火曜日、水曜日で仕事は終わるため、残りの時間はゆっくりと荷造りすることになる。いつの間にやら7月も終わりに近づいて、本当に引っ越すことになった。現在住んでいるところは好きではないと常々思ってきたのだが、3年近くもここにいたのでそれなりに少しは居心地もよくなっていたので、少し寂しい気もしている。本当にここを離れるという実感が今ひとつ湧いていない。ま、引っ越してから感じるものなのかもしれないが。
あと5日、今のうちに会える人に会っておくことにしよう。