今日は珍しく8時頃まで残業してきたのが、裏目に出た。最寄の駅へ着く少し前から、なぜか突然雷が…。しかもシャレにならないほどのまぶしい雷。おまけに光と轟音の差が2秒しかない。おいおいっ。
バス停まで歩くだけ(100mほど)でもびしょびしょになりそうなので、家に電話をかけ、バスの時刻を教えてもらおうと思ったら、そんなことをしていたせいでバスに乗りそこなった。しかも次のバスまでは25分もある。こういうとき田舎はとても不便。仕方がないのでコンビニで雑誌を立ち読み。ここ2,3日同じことをしているので、エコノミストもアエラなども読みつくしてしまった。あとは結構どうでもいい雑誌ばかりだ。
ま、それはどうでもいい話で、今日はとにかく雷のすさまじさにたまげた、本当に。大げさではなくて、こんなにすごい雷は、私は人生始まって以来の遭遇だ。真っ白に光って、グォロゴロなる音は、まさに自分の上に雷が落ちてくるのではないかと思えるほどの恐怖だった。駅からバス停まで(さっきも言ったが100mの距離)は一人でキャーキャー言いながら走った。傘をさしても、足元には濁流のように流れる水。空はピカピカ。あー、恐かった。
実は雷に弱かったということを今日初めて知った。駅の構内には人がうようよいたが、雷の音がする度に、ビクッとしているのは、私だけだったかもしれない。あまりの音の大きさに思わず、音を背にして逃げていた。皆じっとしていたのに、情けない。意外な自分の弱点を知った気分だ。私、雷が苦手だったんだ。今日まで知らなかったなぁ。
その後無事にバスに乗れ、帰って来てビールを飲み始めたら、私が毎日使っている電車が落雷により運転をとり止め。電車が走っているうちに帰って来れて、本当に良かった。
しかしこの雷長いんですけれど。もうそろそろ2時間ほど鳴り続けているし、まだ空も時々光っている。そして10分ほど前から大雨になってきた。あー、明日は休みで良かった。
それにしてもこんなことでキャーキャー言っているなんて、とても情けない話である。私はフランクリンやダリバールを尊敬するよ、本当に。しかも300年も前に実験したわけでしょ。私には絶対無理だわー。
あー、久々に恐かった。