やっと復活。月曜から3日間とにかく具合が悪かった。風邪をひいたわけでもないし、へこんでいたわけでもない。ただ脳が疲れていたような、そして目が回るような感じがずっと続いていたのだ。
よーく考えると、2日間語学講座を通勤途中に聞いたせいかもしれない。回りの音を消すタイプのヘッドフォンを使用したのだが、私の耳と脳はもう一切ヘッドフォンの音による刺激に拒否反応を示すらしい。もう何回も騙し騙し「今度こそはヘッドフォン使って大丈夫かな?」と試しているのだが、その度に具合が悪くなるのだ。大きなタイプで音が外へ漏れるタイプのヘッドフォンは短時間なら大丈夫なのだが、それは通勤にはとても向かない。周りの人の迷惑だ。一生ヘッドフォンは使わない方がいいのかもしれないと今回はつくづく思った。
電車の中で大きな音で音楽を聞いている人を見ると、ついつい老婆心で「止めた方がいいですよ。」と言いたくなってしまう。本当に皆さんも電車の中で大きな音での音楽や語学学習は止めましょう。私が突発性難聴になった原因も、英語のCDを聞いていたときだった。以来、耳に入れるタイプのイヤホンを使うと、ひどいときにはもう30秒ほどで耳の奥に鋭い痛みが走るようになってしまった。大げさな話ではなく、本当に1分も持たないのだ。あの難聴が全てのきっかけで、とにかく私は電子もの(電磁波も)に弱くなってしまった。とにかく私のようにならないためにも、皆さん、音には気をつけてください。
それにしても3日間、とにかく目の前が真っ白で困った。こういう日はPCを見るのもしんどくなる。PCを使っているだけで(特に仕事だとねぇ。)頭が痛くなってくる。電話ももちろんダメ。会社で使っていたピッチもダメだった。私は本当に近代的なモノに弱い体質だ。携帯電話が沢山使われている場所にいるだけで、頭が痛くなることもある。
まぁ、もうこういう体質になってしまったのは仕方がないが、ならないにこしたことはない。昔、会社で「親知らずが生えた人で、足の指がきちんと全部開く人で、花粉症でない人は原始的な人なんだって。」と言われたことがある。あながち嘘とは言えまい。私はこの条件全部クリアだ。
どおりで太陽の動きを見て、方向を知る感覚が優れているかも、と我ながら思ったこともある。初めて行った場所でも、地図があれば道にはまず迷わない。例え地図がなくても、山道が途中でなくなったしまったときだって(戻るのは私の性に合わん。)、一人でどうにかシダの群生をかき分け、林を抜け無事にふもとへ戻れた。(クモの巣まみれにはなったものの。)目の良さと第六感のおかげである。やっぱり野生に近いんだなとそのときはしみじみ思った。
しかし野生児は新しいものに弱かったりもする。
「あと2ヵ月半で再渡米??まずいっ、もっと英語を聞かなきゃ。」と突然英語を聞く時間を増やそうとしたのだが、ヘッドフォンには軽く打ちのめされてしまった。家にいる時間をもっと工夫しないと英語を聞く時間は増やせないな。
他の人は移動中に耳からも勉強できるのに、私は何だか損な体質だな。