ふふ、ついに初めて私の舌が“本物の巻き舌らしい音”を出した。今までの息を強く出せば、それらしく聞こえたのとはちょっと違った感じ。「おぉっ、ついに来たか。」と思ったのだが、意識したらまたできなくなってしまった。
しかーし、今日の音と舌の感覚は明らかに未だかつてなかった。特に巻き舌のみの練習はしていないのだが、先生の「そのうちできるようになりますから。」と言うのは本当だったらしい。ひゃっほーい。(これって多分できる人から見ると、とてもアホらしいことかもしれないけれど。)
思い返せば今年の早春。何を血迷ったか、勉強の合間に巻き舌の練習をしていた。勉強とルームメイトとの闘いからの逃げだったのか。そのときも「あ、できそう」と思ったのだが、結局すぐに止めてしまった。練習自体に何の意味もなかったので、止めて当たり前である。
しかし今回は、スペイン語学習のため。きちんと目的はある。時々ラジオ講座でものすごい巻き舌の発音が出てくるのだ。そうすると、「うっ…、私もこういう発音してみたい。」と思う。そして時々思い出したように練習。今日練習していたのは、先週木曜日のラジオ講座から「Recibo un mensaje.」という一文だった。
まだできるときとできないときが不安定だが、今は“巻き舌習得への道、第二歩”といったところだろうか。
ま、何にせよ、初めての巻き舌の予感。実はかなり嬉しかったりする。