7月に2週間日本へ帰ることにした。7月は会社が5日間休みなので、それに4日を足すと(7月4日は祭日のため)、2週間の休みを取ることができる。そういう機会は一年に何度もないので、少し高いがチケットを取った。
チケットを取った途端、毎日気分がわくわくしてきた。買い物リストを作ったり、友達にメールを送ったり。よく考えると、日本に帰ることだけを楽しみにして、一年中過ごしているような気がしてきた。私は一体何のために、快適な日本を離れてアメリカにいるのだろうか。
理由を考えてみた。思うに、このちっとも快適ではないアメリカ生活が、日々チャレンジの場だからということだと思う。日本にいるときほど物事が思うように進まない、自分で行動しないと誰も自分を助けてくれない、未だに言葉の壁もある。こういう不快感さゆえに、逆に刺激があって、向上心を失わないでいられるから、ここでまだ生活をしているような気がする。
そして一人も知り合いがいないところから始めたアメリカ生活。全て自分だけで切り開いてきたNew Worldなわけだ。ぬるま湯の中で生活できない、そういう環境だからこそ、未だに飽きずにここにいるのかもしれない。
しかし日本に帰ることを楽しみに一年中過ごしているのも事実。