絶対話せる!英会話

VISA面接@アメリカ大使館

この記事は3分で読めます

今日はビザ取得のためのインタビュー、予約は朝の9:30だった。私が大使館に着いたのは、9:05a.m.。門の前には40人以上はいると思われる行列があった。
その時点で9:30なんて間に合うわけがないことを見てとり、気長に読書に入る。どうせアメリカ人がちょっとの時間の遅れなんて気にするわけないし、もし遅刻しても交渉すればいいし、なんて考えていた。

それにしても、何で荷物検査員一人なのだろう?さすが「アメリカの」大使館。そういえばこういうこと、アメリカにいるとき、いつも思っていた。セミナー申し込みの受付初日くらい人を増やして対応すればいいのにとか。しかしアメリカで質の悪い(あくまで私の個人的な基準による)サービスをしばしば目の当たりにしているので、こういうことには一々腹を立てなくなった。なるようになる、怒ったところで状況が変わるわけではないし、と諦める姿勢がアメリカ生活のおかげで身に付いた。今や私は最初からアメリカのサービスに何も期待していないから、こういう時この気長さは役に立つ。

大使館に入れるまでを説明すると、以下の通り。

-まずゲートを入るのに35分ほど。(荷物検査と金属探知機)
-門を入った後は、案内係のお姉さんに書類を手渡す。
  (ここでお姉さんが書類が全部揃っているかを見てくれる。)
-今度は電気製品全部をトレーに入れる。(電子辞書も!である。)
-飲食物は大きなクーラーボックスのようなものに入れる。
-そしていよいよ建物内部へ入る。ここでももう一度金属探知機である。
-電気製品は預かってもらうので、番号札をもらう。
-そしてやっと屋内に入れるのである。

初めて入ったので、何がどういう風になっているのかよくわからない。しかし待っている人がたくさんいるので、適当に私も座った。5分ほどしたところで、名前が呼ばれ、指紋採取。(左右両方の人差し指。)

このとき既に10:00a.m.。
面接9:30なんて、どうでもいいようだ。とにかく呼ばれるまで待っていればいいらしい。しかーしかなり長いこと待つので、何も時間を潰すものを持参しなかった人たちは苛立ちを隠せない。私は「よくわかる世界史」という超お楽しみ本を持っていったので、楽しく時間が過ごせた。

トイレから出てきたら、遠くの方で私の名前が呼ばれているのが聞こえた。慌てて走って窓口へ。「こんにちは」と挨拶し合い、「日本語がいいですか?英語は大丈夫ですか?」と日本語で聞かれたので、「日本語でお願いします。」と答えた。すると「英語は本当にダメですか?」と英語で聞かれたので、「英語をしばらく話していないので、自信がないんです。」と英語で答えた。すると職員さん、「君の英語はとても英語が話せないという人の英語ではないように聞こえたのだけれど。」と突っ込まれた。しかしまだ私は「日本語がOKなら、日本語の方がラクだし。」と答える。すると「じゃ、英語で質問するから、日本語で答えてくれる?これならフェア?」と聞かれたので、「いいですよ。」と答え、面接は始まった。

インタビューなんて、きちんと一人ひとり部屋で行うのかと思っていた私。そんな大げさなものではない。ただ窓口のお兄さんやお姉さんと少し話すだけだ。場所だって、もっときれいで広々としたところを想像していたのだが、受付と面接が行われる場所は大学病院の総合受付と言った感じ。そこでカウンター越しにやりとりするだけ。銀行のカウンターと同じだ。そして気づいたことがひとつ。それは、大使館職員と言うと格好よさそうだが、やっていることは、市役所の戸籍課と何ら変わらないということ。2ヶ国語を話すということを除けば。

さてインタビュー。
“Transcriptはどこ?”
「入っていますよ。これとこれ。」
“Wow、いい成績だね、Good studentだね。”
“何で新しいビザをまた取りに来たの?”
「6月に帰国したから。帰国後5ヶ月以上経つとまた新しいビザを申請しないといけないと言われたので。」
“あ、そうか。”“OK.これで申請手続きは終わりだよ。”
「えっ、これで全部終わり?本当に?」
“発行するのに、1週間くらいかかるから。この紙を持っていってね。”

これだけである。実際はそれぞれの受け答えに1文くらいずつ多かったが、まー、こんなものである。あまりにも簡単に終わってしまったので驚いてしまった。長い人は長くかかっているようだが、私は拍子抜け。しかもあれほど日本語がいいと言ったくせに、英語で答えてしまった。英語で質問されて、日本語で答えるのって難しいんだわっ。

とにかく全てが終わり、そそくさと大使館を後にする。このとき11:55a.m.。約3時間かかったわけだな。私が思うに、面接時刻の予約というのは、何の意味も持たないようだ。恐らく朝一番に人が集中してしまうことを避けるためだけだと思われる。それならもっと早く行けばよかった。

もらった紙を読んでみたところ、「無事に手続きは終了しました。1週間ほど発行するのにかかります。」と書かれていた。なので、ビザの心配はこれにて終了のようだ。

あとはビザが届いたら、航空券手配とアパート探しである。
やっと何だか本当に戻るんだなーという実感がしてきた。
よく考えたら、あと1月半である…。

あわせて読みたい

  1. これでやっと。

    2007年5月6日7:27

  2. 学校情報いろいろ。

    2007年11月13日2:43

  3. 今日は思いっきり。

    2007年2月2日0:00

英会話のスマホアプリ、作りました。

「絶対話せる!英会話」無料アプリ ★アメリカ生活の中で、実際に使われている英語表現をお届けしている無料スマホアプリです。11回目以降の音声は、このウェブサイトにて無料で聞くことができます。 こちらからどうぞ。

YouTube – 英語・発音・アメリカ生活

これをしないとあなたは英語が話せない

応援、ありがとうございます。

RETURN TOP
error: Content is protected !!