今朝から通勤電車の中で、来週から始まる授業「Introduction to Philosophy」のテキストを読み始めた。持ち運ぶには、かなり重い。アメリカの本の重さをご存知の方はお分かりだろう。今朝はテキストの内容が早く知りたく持って行っただけだったのだが、明日からも通勤のお供になりそうな予感。
なにせ、このテキスト面白いのである。あー、テキストが面白いなんて、私って幸せだわ。まだIntoroductionもはじめの方で、哲学には3つのfieldsがあって、「認識論」「形而上学」「倫理」である、という触りから、哲学にも種類があって、ヨーロッパのみならず、アジアや他の国の哲学もあるし、男性と女性の哲学というのもある、などなど一般的なことを説明しているだけ。しかし、掴みはばっちりだった。
それにしても日本語の本より分かりやすいのはなぜなのだろう?大好きな漫画を使い、哲学が説明されている本でも3回は読まないと内容が理解できない私。なのに、このテキストはとても分かりやすい。
今読んでいるのは、ソクラテスがとある人との会話の中で、やたら突っ込みを入れているところ。こんなヤツ、絶対周りにいたらイヤだ。が、読んでいるだけだとなかなか痛快な突っ込みである。
その他書いてある説明も「ふむふむ」と唸るようなことが多い。(そして多くの問いかけは、なぜか私が子供の頃に考えていたことばかり。実は哲学の才能があったのか、私?なんてね。)なので、やけにゆっくり納得しながら、読んでいる。まだ触りだけだが、面白い。
とりあえず、ほっ。授業が始まって、急に難しくならなければいいのだが、テキストが楽しいと思っているのなら、大丈夫かな。この授業乗り切れるだろう。早く授業が始まらないかなー。あと1週間か。