Geometry(幾何学)の最終週の授業は、Trigonometry(三角法)入門だった。Sine, Cosine, Tangentの計算なので、クラスメートは当たり前のようにScientific Calculatorを持参。どうも持っていなかったのは、私だけだったようで…。
ファイナルの前日、テストでScientific calculatorが必要かどうか聞いたところ、「計算があるから。」と言われてしまった。“がーん、いくらするんだろう?”と心配顔の私に、先生は「大丈夫よ、私のを貸すから。」と言ってくれたのだが、使い方が分からない。使い方が分からないと言う私に、隣の席の同級生はかなり驚いていた。ま、使い方は簡単だったのだが。
テストが終わった後も、「日本では使わないの?」と先生に質問された。「私が数学を取ったのは大昔なので、今では分からないけれど…。」と答えたところ、「そうね、今ではきっと使っているわよね。」と先生は言う。しかし帰宅後、22,23歳の人に「今は数学の授業でScientific calculatorを使っているかどうか」を聞いてみたが、やはり日本では使っていないらしい。
今日、1ドルショップへ行ったところ、なんとScientific calculatorが売られていた。一度買ったのだが、使い方がよく分からずに返品してしまった。すぐに壊れてしまいそうな作りだったし。ま、使えるとは思うのだが。それにしても1ドルでこんなものが買えるとは、すごいなアメリカ。
いずれにしても私は次にTrigonometryを取るので、Scientific calculatorは必要になる。なので本日、8.99ドルで購入してきた。先生のものよりは遥かに画面が小さいが、十分使えそうだ。
こんな計算機は理系の専門的な学習をする人だけが使うものかと思っていた。(私の父は未だに持っているし。)
ところ変われば、勉強方法も変わるものなのねぇ…。
早速使いたいので、授業の復習でもしようっと。