リーディングが終わらないものの、どうにかこうにか授業についていっている私。昨日は授業の後、Peer Advising Networkに参加した。これは新入生、トランスファー生が早く学校に慣れるように設立されたプログラムらしい。2ヶ月ほど前、私の学校のウェブページにお知らせが届いていたので、すぐに申し込みをした。今ではウェイトリストができるほど参加したい人がいるそうだ。しかもこのプログラムに参加すると、授業登録が優先的にできるらしい。(←これは大きな学校ではとても大事である。)
私を担当してくれる人(彼女はほかにも6人ほどの面倒を見る)は心理学専攻の4年生。2週間に1度ほど会い、何か困っていることはないか、どうやって勉強していくのかを話し合う。つまりAdvisorと言うか、Mentorのような存在である。彼女曰く、「知らないといけないこと、知っていればもっと得すること、が学校にはたくさんあるのに、意外と知らない人が多い。在校生がすでに知っている知識を、新入生に教えてあげて学校生活から得られるものを最大限に利用してもらおう。」というのが趣旨だとのこと。昨日はWriting Centerの利用方法、Tutorと会う方法、学校の数々あるウェブサイトの紹介などをしてもらった。
途中心理テストのようなものもあったので、私たちはある意味実験なのか?しかし英語で書かれた数々の質問に対して、私の答えが本当に私の潜在意識から出てきているものなのかは疑問だ。どれが一番簡単か?という質問に答えていくだけなのだが、知らない単語があれば(ネイティブなら知っていて当たり前レベルの単語で)、私は確実にそれは選ばないからだ。しかしこれらの情報から得られた私のコミュニケーションパターンは、Kinesthetic(運動感覚)だそうだ。他にはAuditoryとVisualがある。これら3つの能力を上げていくことがeffectiveness in communicationにつながるらしい。他の二つに比べると、私はAuditoryが異常に低い。ちょっと納得する部分もある。
そんなこんなで私は来週の木曜日の授業の合間に彼女と一対一で会うことになった。それにしても彼女は自分の授業の合間に、何人もの学生と会いお話をするなんて大変だ。来週の今頃には少し余裕があるといいのだが。それにしてもいろいろと相談できたり、情報を教えてくれる人がいるというのは心強いし、学生生活をよりよくするために、とてもありがたい。このプログラムの主催者も、このプログラムに参加しただけで君達は他の人よりも賢い選択をしたし、いろいろな情報に近づけるという意味でも大いに学校を利用できるということだ、と言っていた。私もそう思う。知らないで損をすることは避けたいし、知っていて得することは大いに利用したい。そうしないとアメリカでの大学生活は、ただ授業だけで終わってしまいそうだからだ。まだよく分からないが、とりあえずプログラムに参加して正解だったようだ。