今朝のディスカッションの授業(歴史)までに終わらせなければならなかったリーディングは結局終わらなかった。この授業10日後までにはエッセイを書かないといけないので、とにかく一通り読んでおく必要がある。とにかくリーディングアサインメント、読んでも読んでも終わらない。これは最初の週末、友人の結婚式で浮かれていて、全くテキストを読まないでWeek1に突入したからである。つまりその週が始まるまでに読んでおかねばならなかったところを、授業が始まってから読み始めたので、1週ずつ遅れることになったのである。
さて今日は12時間も学校にいた。順に書いていってみると、
8:00a.m. – 9:50a.m.
歴史の授業のディスカッションのクラス。授業後はTAにエッセイについて質問。来週までに内容を考えて、月曜日に個別に会うことになった。そうそう私が今取っているInternational Developmentのリーディングが大変で、なかなか歴史のテキストも全部読み終わらないと言ったところ、実は彼女も同じ教授のAnthropologyの授業を取ったことがあったらしい。「わぁ、彼は大変よね。理論が多いし。気持ちは分かるわ。」と言われた。そんなにあの教授、大変だったのか…。
10:00a.m. – 10:30a.m.
Peer Advising Networkで紹介された学生、Mariamと会って話をした。困っていることはないか、何か不安なことはないか、を聞かれた。困っているのは、リーディングが追いつかないこと、不安なのはディスカッションの授業、と答えた。するとできる範囲でリーディングはこれ以上遅れないようにすること、ディスカッションは慣れなので、毎回少しでも発言をすること、と言われた。一応両方ともその通りのことはしているので、あとは慣れるしかないようだ。火曜日に実は少し苦手なTA(ジャマイカン)のディスカッションのクラスがあったのだが、一言も言わないで終わることは避けようと思い、分かることがあったときにさっさと発言した。少し慣れた気がした。
その他、彼女に言われたのは、最初の学期はとにかくセメスター制からクォーター制への気持ちの転換と進み具合になれることが大事で、とにかく全てを遅れないようにすること、と念を押された。クォーター制では一度遅れたら、絶対に取り返すのはムリよ、とのこと。彼女もトランスファーしてきた学生だったらしいので、この調整は大変だったと言っていた。私はこういう風にアメリカ人でも大変という話を聞くと、なぜか安心する。何だ、外国人だから焦ったり、リーディングが遅れたりするわけでもないのか、と思うのだ。
私が他にも活動をしたいのだけれど、と言ったところ、「仕事もしているのだから、今学期は見送りなさい。今学期、クォーター制のペースが掴んでから、来学期から始めた方がいい。」とアドバイスされた。また早めにキャリアセンターへ行き、いろいろとインターンシップやボランティアなどの情報を集めることも大事、と言われた。なのでMidterm Examsが終わったら、いろいろと相談に行ってみようと思っている。
10:30a.m. – 10:45a.m.
ベーグルを買い、歩きながらお昼ご飯。
11:00a.m. – 12:15p.m.
歴史の授業。食べた後なので眠かった…。それにしてもあの講堂、寒すぎる。
12:30p.m. – 1:45p.m.
International Developmentの授業。こちらはいつもかなり真剣に聞いているので、眠くなる暇もない。いつもはパワーポイントを使う教授が今日は使わなかった。そのため、それらをノートに移す必要がなかったので、教授の話に集中できた。私はやはりパワーポイントを移しながら、教授の話も聞くという2つのことが同時にできないらしい。今日は教授の話だけを聞くことに集中できたので、いつもより遥かに授業が理解できた。今度からパワーポイントを移すのを止めるかな。
2:00p.m. – 4:00p.m.
Internacional Students向けに開かれている英会話レッスンに参加する。学生は日本人が3人、イタリア人1人、ロシア人1人、残りは中国人、台湾人、韓国人で合計20人ほど。確かハイレベルのクラスだったのだが、私が思うにあまり皆会話上手でない(?)人が多かったような…。Exchange Studentsが2人。残りはほとんどが大学院生。理系の大学院生には、やはり韓国人、中国人が多いのだな、と納得。(あくまで英語圏以外からの留学生の間では、だが。)
4:15p.m. – 5:30p.m.
図書館で勉強。友人と合流する。
5:30p.m. – 7:30p.m.
African Studiesのイベントに顔を出す。私のInternational Developmentの授業の教授がホストだったらしく、授業中にも来たらいい、と言っていたので、フリーフード、フリードリンク(ワイン!)に釣られて行ってみた。いくつかのスピーチの後、DJによりアフリカの音楽が次々に流された。ノリがいいアメリカ人は皆踊りだす。お堅いイメージの教授も楽しそうに踊っていた。そしてそういう教授はとてもかわいかった。
ワインを2杯飲んだ後、少し気分が良くなったところで教授のところへ行き、自己紹介。そして「リーディングが大変なのですけれど…。分からないことがあると、日本語で何と言われているのかを調べ、そしてネットでリサーチして、それから教科書に戻るということの繰り返しなので、なかなか進まないんです。」と言ってみた。すると「それでいいんだよ。なかなか最初は進まないけれど、そのうちに慣れてくるから。それにとても細かいところまで理解はしなくても大丈夫だから。」「何年アメリカにいるの?」「3年です。」「それはすごいな、第二外国語でああいうのを読むというのは、それだけでとてもimpressiveなことだよ。自分は日本語ではああいう内容は読めないし。そのうち慣れるから頑張りなさい。」と言われた。このセリフ、後で気がついたのだが、どうして私が日本人だと分かったのだろう。私は自分が日本人であることを言わなかった気がするのだが。外見?名前?英語の訛りから?
その後少し話をして、教授のオフィスアワーを聞いてきた。実は授業の始めにオフィスアワーは設けないと言っていたし、TAも「教授にオフィスアワーはない」と言っていたのだ。なのでこれが聞けただけでもイベントに行ってよかった。早速来週行ってみよう。何せ分からないことはいくらでもあるのだ。
その後、ディスカッションのときに何であんなに怖くなるんだ、と思っていたTA(ジャマイカン)にあった。しかし実はこの人、授業以外で会うと、とてもフレンドリーな人だったりする。なぜかディスカッションのクラスのときだけ、急に怖くなるのだ。それを知っていたので、とことこと彼の側へ行き、「ディスカッションのクラスのとき、何であんなに怖いの?」と聞いてみた。(←酔いが手伝っているからこそ言えたセリフ。私はお酒を飲むと舌の滑りがよくなる。)「怖い?何でそう思うの?」「だってさ…」といろいろと理由を述べる私。「それに分からないことも多いし…。」と更に続ける。(←酔うと喋る私。今度からディスカッションの授業には飲んでから行った方がいいかもしれん。)「分からないことがあったら、メールしてくればいい。そうすれば答えるから。」と言われた。なら、これまたすぐにメールしよう。分からないことは上にも書いたが、たくさんあるのだ。
帰宅後はご飯を作り、今やっと落ち着いたところ。何だかフル稼働していたような1日だった。何せ教室と教室の距離があるので、小刻みに10分、15分歩いたり、走ったりもした。そして普段あまり人と会うことが多くない私にしては、沢山の人に会って話をしてきた。しかし思ったよりも疲れていない。
さ、落ち着いたところで(そして完全にお酒も抜けたところで)教科書でも読むことにしよう。何せもうこれ以上一日でも遅れたら致命的に今学期全ての遅れにつながりそうで怖い。
勉強したり、走ったり、いろいろな人と会話をしたり、パーティに参加したり。
あー、充実した1日だった。