Week1を終えて、一通りの教授にお会いした。金曜日は最後Historyの授業があった。このクラスは「Topics in Latin American History」と言う。毎回トピックが変わるらしい。今回のトピックは「Lessons in Third World Feminism: Latin American Women’s Struggle for Justice & Human Dignity in the 20th and 21st centuries」と長いもの。Feminism、そして女性だけに焦点が当たっているクラスなので、やはり男子学生は少なく、10人ほどしか見かけなかった。
この授業ではいくつかの地域に焦点を当てて、映画を見て、本を読んでそのペーパーを書くという構成になっている。Finalは一応試験を予定したらしいのだが、恐らく何らかの社会サービスやイベントに参加して、そのペーパーを書くことに変更する可能性が高いとのこと。私はファイナル試験よりもペーパーの方が断然いい。
この授業のために購入した本は4冊。これから先、2週間に1冊のペースで読んでいかないとならない。小説3冊と詩集1冊なので、それほど大変ではないとは思うが。しかし他のクラスのリーディングのことも考えると、少しずつ読んでいかないと、後で大変なことになりそうだ。残り3科目のために購入した本は6冊で、合計10冊。加えてIDSの授業ではかなり外部の記事などを読まされる。教授もリーディングの量は多いから、と念を押していた。ということで、これから週に平均1冊ずつ読んでいかないといけないことが分かった。最近日本語でもそんなに本を読んだことがないのだが…。
先週は第一週目にも関わらず、人口学のGeographyのリーディングアサインメントが130ページあった。金曜日にやっとどうにか読み終わった。そして読み終わったと思ったら、今度は明日また第2週目の分がある。明日の分は40ページほどでいいのが救いだ。さすがに1科目で1週100ページあると結構しんどい。そして私の場合、同じものをずっと読んでいると飽きてしまうのだ。教科書は少しずつ読んでいく方が、私は気分がラクだ。(教科書とは言ってもUpperのクラスでは大抵普通の書籍。)
何にせよ、リーディングアサインメントの多いクラスを3つ取ることになったらしい。そしてSection付き(レクチャーとは別にしっかり宿題もあるらしい)の授業が1クラス。先学期のスローなペースとは異なり、今学期は先学期の倍のワークロードがありそうな予感。しかもTA(Teaching Assistant)情報によると、GEであるGeographyのテストは、GEにも関わらずとても難しいらしい。
今日はこの授業のディスカッションセクションがあった。この授業ラボかと思ったところ、本当にディスカッション中心だった。TAがテーマを提起し、それについてどう思うかなど、意見を出し合った。今日TAが最初に持ち出したテーマは、動物愛護団体と日本の捕鯨船(調査船)について。“やはりここは日本人代表として何か言わなければならないでしょう”と勝手に思い込み、すかさず手を上げて発言した。(多分クラスに日本人は一人なので。)そして更に人口問題について、TAが話を持ち出す。「昨日人口問題についての本読みましたとも」との勢いのまま、また手を上げて発言。
このクラスはほとんどのクラスメートが適度に意見を言う人たちの集まりのようだ。一人で突っ走る人もいなければ、おとなしい人もあまりいない感じで、皆が発言するのにちょうどいい雰囲気のように思える。私は今日既に何回か発言したので、このクラスでディスカッションに参加するのは、早くも気が楽になった。何でも一番最初にやってしまうと、後はラクになるものだ。
1週間を終えたところでの、今学期の授業の印象は全てとてもいい。リーディングが多くて大変そうだが、このまま今学期は続けるぞ、と決意。忙しくなりそうだが、その反面ワクワクもしている。私は目の前に大きな山があると(とは言っても学校の勉強なので、実は少しも大きくはないのだが)、興奮するらしい。コミカレ依頼、久しぶりに忙しくて充実した日々が始まるかもしれない予感で、実はここ最近嬉しくて気分が落ち着かないくらいだ。
さ、リーディングへ再突入。